そもそもストレッチってどうするの?? | 京都平川接骨院/鍼灸治療院グループ

交通事故後の治療リハビリに自信があります
  • 手足のしびれ
  • 繰り返す腰痛
  • ヘルニア
  • 坐骨神経痛
  • スポーツ障害
  • むちうち

京都市南区・伏見区・右京区・左京区・西京区・山科区・上京区・中京区・向日市・宇治市・長岡京市・城陽市

そもそもストレッチってどうするの??

目次

ストレッチとは

「ストレッチ」という言葉は1960年ごろにアメリカのスポーツ科学者の間で使われるようになり1970年代後半に日本でもその概念が急速に広まりました。「ストレッチ」は伸ばす、引っ張るという意味の英単語で、一般的には筋肉を伸張させる(伸ばす)という意味で使われています。
ストレッチの目的としては意図的に筋肉を伸ばし筋肉の柔軟性を高め関節可動域広げたり、疲労回復や精神をリラックスさせるなど様々です。

ストレッチの効果

・筋肉の柔軟性がUPする

スポーツやデスクワーク、家事などで過度に負担のかかっている筋肉は筋肉のポンプ作用がうまく働いていません。
筋肉というのは血液から酸素や栄養素をもらうことで筋肉としてうまく働けているのですが、負担のかかった筋肉は硬くなって血行不良が起こっているので酸素や栄養素をもらえない状態となりさらに疲労物質が蓄積されそこから痛みのもととなる発痛物質が放出されます。
ですのでこの凝り固まった筋肉をストレッチでほぐしてあげる事により筋肉の柔軟性が高まり痛みの感じにくい身体づくりが期待できます!

・リラックス効果

ストレッチをする事で脳波の1つであるアルファ波(リラックスしている時に脳内に出される電気信号)が増加し、心拍数を低下させて副交感神経を働かせる効果があります。
アルファ波が発生すると脳内ではホルモンの一種であるβエンドルフィンが分泌されます。
このβエンドルフィンは脳内麻薬とも呼ばれ、モルヒネの鎮痛効果の6.5倍あると言われています。
脳を活性化させ、毛細血管をひろげ血液循環を良くし、免疫力を向上させ病気にかかりにくくさせる効果まであります。
また、リラックスしている状態は眠りにつきやすくなりますので、不眠でお悩みの方は寝る1時間前くらいにストレッチをしてみましょう!

・怪我の防止

筋肉が硬い状態のまま急に負荷をかけると、筋肉だけでなくその付着している骨や関節などにもストレスかかって怪我をしてしまう恐れがあります。その為に運動前には筋肉の柔軟性をあげて、伸び縮みがしやすい状態にしておく必要があります。
日頃あまり身体を動かさない方は念入りにストレッチをしましょう。
 

ストレッチの種類

ストレッチは沢山の種類がありますので今回はよく知られてる2つを紹介します。

・静的ストレッチ(スタティックストレッチ)

これは筋肉を一方向にゆっくりと反動をつけずに伸ばし、数秒静止するストレッチです。

※先程、ストレッチの効果で怪我の防止するとお伝えしましたが、ここ数年の研究ではこの静的ストレッチ(スタティックストレッチ)は運動前に行うとパフォーマンスを低下させるという報告がされています。筋肉の弾性(バネ)エネルギーが低下してしまう事が原因となります。瞬発力が重要なスポーツに関しては影響があるということですね。

ですが静的ストレッチが悪いという事ではなく、運動後や慢性的に筋肉が緊張(硬い)している方などには効果的ですので、次に紹介する動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)との使い分けが重要となります。

・動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)

これは筋肉を伸ばす事に変わりはありませんが身体を大きく動かすストレッチです。

ストレッチしたいところを曲げたり伸ばしたり、回数を重ねる事で可動域(範囲)を広げていきます。

日本のラジオ体操は動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)に近いと言われています。

この動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)は静的ストレッチ(スタティックストレッチ)とは逆に運動のパフォーマンスを向上させるといわれています。動的ストレッチをする事で筋肉をしっかりと温め動きやすくなり、ジャンプ力やパワーが最大限に引き出されるという研究結果も出ています。運動前にはこのストレッチが効果的ですので、スポーツをされている方はぜひ試してみてください!

効果的なストレッチのやり方

身体の温まった状態で

身体の冷えた状態では筋肉へ負担がかかる可能性もあります。お風呂上りがベストです!

リラックスした状態で

息を止めたり力が入った状態ではしっかりと筋肉を伸ばすこと出来ません。

しっかり呼吸をしながら行いましょう!

無理をしない程度で

皆さん、痛い方が効いてると思われていますが、これは逆効果です。痛みを感じてしまうと、もうこれ以上伸びません!と身体が防御する反応が起こしストレッチどころか逆に筋肉を硬くしてしまいます。ですので、心地いい、気持ちよく伸びている程度を心がけましょう。

反動をつけない

反動(勢い)をつけると、筋肉、関節に負担がかかります。ゆっくりと伸ばし、その状態を20秒ほどキープしましょう!

最後に

ストレッチは運動が苦手な方でも自分1人で出来る簡単なケア方法です。皆様のライフスタイルに合わせたストレッチを行ってくださいね。

継続して怪我や痛みのない身体作りを目指しましょう。

 

本日もブログを読んでいただき有難うございました。

林 宏和

本記事の文責
平川接骨院/針灸治療院グループ

林 宏和

経歴

  • 2007年4月 平川接骨院 入社
  • 2012年7月 久我の杜平川接骨院 院長
  • 2018年6月 平川接骨院 本院 院長
  • 2019年4月~ 人材部部長

関西で16店舗の平川整体院グループ人材部部長
業界歴15年、全国の学生採用から入社後の技術研修、教育を担当

  • 柔道整復師 鍼灸師免許取得
  • 体表解剖学研究会 修了
  • 社内体表解剖研修 担当
  • ハワイ大学人体解剖研修 修了
  • 韓国大田大学人体解剖研修 修了

ブログトップページへ戻る

平川接骨院グループのご案内(受診には予約が必要です。)

はじめての方へ
店舗一覧アクセス
はじめての方へ

京都・大阪・兵庫・滋賀で
26店舗

各院へのアクセス

大阪・兵庫・滋賀でお待ちしております

大阪高槻リンク 滋賀草津リンク

症状メニュー

施術メニュー

平川接骨院グループ情報