ストレッチとは
ストレッチの効果
・筋肉の柔軟性がUPする
・リラックス効果
・怪我の防止
ストレッチの種類
・静的ストレッチ(スタティックストレッチ)
これは筋肉を一方向にゆっくりと反動をつけずに伸ばし、数秒静止するストレッチです。
※先程、ストレッチの効果で怪我の防止するとお伝えしましたが、ここ数年の研究ではこの静的ストレッチ(スタティックストレッチ)は運動前に行うとパフォーマンスを低下させるという報告がされています。筋肉の弾性(バネ)エネルギーが低下してしまう事が原因となります。瞬発力が重要なスポーツに関しては影響があるということですね。
ですが静的ストレッチが悪いという事ではなく、運動後や慢性的に筋肉が緊張(硬い)している方などには効果的ですので、次に紹介する動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)との使い分けが重要となります。
・動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)
これは筋肉を伸ばす事に変わりはありませんが身体を大きく動かすストレッチです。
ストレッチしたいところを曲げたり伸ばしたり、回数を重ねる事で可動域(範囲)を広げていきます。
日本のラジオ体操は動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)に近いと言われています。
この動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)は静的ストレッチ(スタティックストレッチ)とは逆に運動のパフォーマンスを向上させるといわれています。動的ストレッチをする事で筋肉をしっかりと温め動きやすくなり、ジャンプ力やパワーが最大限に引き出されるという研究結果も出ています。運動前にはこのストレッチが効果的ですので、スポーツをされている方はぜひ試してみてください!
効果的なストレッチのやり方
身体の温まった状態で
身体の冷えた状態では筋肉へ負担がかかる可能性もあります。お風呂上りがベストです!
リラックスした状態で
息を止めたり力が入った状態ではしっかりと筋肉を伸ばすこと出来ません。
しっかり呼吸をしながら行いましょう!
無理をしない程度で
皆さん、痛い方が効いてると思われていますが、これは逆効果です。痛みを感じてしまうと、もうこれ以上伸びません!と身体が防御する反応が起こしストレッチどころか逆に筋肉を硬くしてしまいます。ですので、心地いい、気持ちよく伸びている程度を心がけましょう。
反動をつけない
反動(勢い)をつけると、筋肉、関節に負担がかかります。ゆっくりと伸ばし、その状態を20秒ほどキープしましょう!
最後に
ストレッチは運動が苦手な方でも自分1人で出来る簡単なケア方法です。皆様のライフスタイルに合わせたストレッチを行ってくださいね。
継続して怪我や痛みのない身体作りを目指しましょう。