体操を行う前に注意点
このリハビリは四十肩・五十肩の中でも特に凍結期(慢性期)、回復期の方におすすめの体操です。急性期(炎症期)の方にはおすすめできませんので、是非こちらの記事を読み、状態を理解した上で行なって下さい。
注意点
1. 痛みが出る手前までにする
2.痛みが出る場合は避けること
3.肩には出来るだけ力をいれないようにする
4.回数は目安なので、痛みの程度に合わせて行う
上記4点を注意して行ってください!
テーブルサンディング体操
まず一つ目にご紹介するのがテーブルサンディング体操です。
別名「机磨き体操」とも言います。
机をふきんで拭くような動きで肩を動かす体操です。
ふきんは濡らさず机を拭くように動かします。
※注意点
肩に力は入れずに動かします
この体操は座った状態で行う体操です。
椅子に座り、ゆっくり左右に動かします。
肘を曲げないよ肩から動かすことがポイントです!
また、同じように布巾の上に手を置き、肘を曲げ脇を閉めて行ないましょう。
反対の手で動かす方の腕を持って脇を固定してもらっても大丈夫です。
各10往復(20回)行なって下さい。
コッドマン体操
2つ目にご紹介するのはコッドマン体操です。
別名「振り子体操」です。
肩を振り子のように動かす体操です。
※注意点
肩に力を入れず動かします
動かさないほうの手はベットに置きバランスを取ります。
動かす方の腕は振り子のように前後にゆっくりと動かします。
身体全体を使って動かします。
30回行なって下さい。
最後に
いかがだったでしょうか?
五十肩になると動かすと痛みがでるため動かすのをやめてしまいがちですが、動かせる範囲で動かすことをしないと痛みがなくなった後【肩が動かない】ということになる可能性もあります。
痛みがない範囲で動かすことが非常に大切なのです!
今回2つの体操をお伝えしましたが痛みが強く出ているときは体操を無理にしないでくださいね!
できる範囲で行うことが非常に大切です。
皆さんも無理のない範囲で試してみてくださいね♪