抗重力筋とは?
皆さん、【抗重力筋】というキーワードは聞いたことがありますか?
この、抗重力筋は身体にとって非常に大切な筋肉達なのです!
抗重力筋は名前の通り、地球の重力に対して姿勢を保つために働く筋肉です。
人間の身体はこの抗重力筋のおかげで立つ・座るといった姿勢が出来るのです。こ
の抗重力筋は運動など身体を動かしているときに働く訳ではなく、無意識に姿勢を保持しているときに働いている筋肉です。
生まれたばかりの赤ちゃんはまだ抗重力筋が発達していないので立ったり座ったりすることが出来ません。
成長していくと共にこの抗重力筋が鍛えられ立つ・座るといったことが出来るようになるのです。
では実際に抗重力筋にはどのような筋肉があるのかをご紹介します!
抗重力筋は大きく分けると5つの個所があります。
(図1.抗重力筋)
↑図1.抗重力筋
1.背中 (脊柱起立筋・広背筋)
2.腹筋 (腹直筋・腸腰筋)
3.お尻 (大殿筋)
4.太もも (大腿四頭筋)
5.ふくらはぎ (下腿三頭筋)
歩くと腰が痛くなるのはなぜ?
歩くと腰が痛くなる原因は筋肉にあります。
先ほどご説明した抗重力筋は立っているだけでも働いていますが歩くときも当然使っています。
歩くときに身体が前に倒れないように腰の筋肉は働いていています。
特に腸腰筋という筋肉は股関節の辺りに着いている筋肉で、歩くときに大きく働く筋肉です。
この筋肉が硬くなってしまうと次第に股関節や腰にも痛みを引き起こします。
筋肉には【関連痛】という特徴があり、硬くなった場所とは別の場所に症状出します。
この腸腰筋という筋肉の関連痛が【腰】なのです。その他にも抗重力筋である脊柱起立筋が硬くなってしまっても腰に痛みを出してしまいます。
(図2)
↑図2.腸腰筋の関連痛領域
痛みが出ないようにするためにも日頃からのケアが大切です!
最後に
いかがだったでしょうか?
歩くときに腰に痛みが出ていませんか?
この腰の痛みの原因筋肉かもしれませんよ?
一度硬くなり症状が出てしまっている筋肉は放っておいても悲しいことに一向に治りません・・・。
筋肉に対して施術する必要があります!筋肉に対する施術に関しては当院にお任せください♪
いつでもご相談お待ちしております♪