朝一番に腰が痛くなる原因とは
朝一番に腰が痛くなる原因。それは、寝ている間に身体を動かしていないことによって筋肉が硬くなっているからです。
筋肉にはポンプ作用があるので、筋肉自体を動かすことで血流を促しています。
しかし、寝ている間は寝返り以外身体を動かすことがないので、血流が低下してしまいます。血流が低下すると、筋肉が伸び縮みする為に必要な酸素や栄養素をスムーズに運ぶことができず、筋肉自体動かしにくい状態になってしまいます。
また、人間の体温は朝方(4時頃)が最も低いと言われています。それだけ身体は動かしにくい状態になっているのです!
その結果、朝起き上がる際や、顔を洗う際、着替えの際などの朝一番に痛みを感じるのです。
朝一番の痛みを軽減させる方法
・起き上がる前に身体を動かす
筋肉が動きにくい状態になっているのに急激に動かしたり無理に動かすことにより痛みを感じてしまいます。起き上がる前に布団の中でゆっくり身体を動かしましょう。
血流を改善し、筋肉を動かしやすい状態にすることが目的なので、無理せずゆっくり伸ばしましょう。
①両膝を抱え込み腰を伸ばすストレッチです。痛みのでない範囲で行なって下さい。(20秒)
②足を左右に倒し腰を動かす運動です。痛みのない範囲でゆっくり行なって下さい。(10回)
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ストレッチや運動をすることで、筋肉が動きやすい状態になります。
このストレッチや運動でも痛みを感じる場合は、寝た状態で足を親指や小指側にパタパタと倒して下さい。
・起き上がり方に注意する
起き上がる際に、うつぶせのまま手をついて起き上がったり、仰向けの状態からそのまま起き上がっていませんか?
その起き上がり方ですと、腰を反る姿勢になり腰に負担がかかったり、上半身の姿勢を維持しながら起き上がるため腰の筋肉に負担がかかり、腰を痛めてしまうことになります。
起き上がる際は、左右どちらかを向き、横向きのままで手をついて起き上がるようにしましょう。
ベッドの方は、横向きから足をベッドの外に出し、手をついて起き上がって下さい。
まとめ
いかがでしたか?
これからの季節は扇風機や冷房を付けたまま寝ることにより、身体が冷えてしまい余計に筋肉が動きにくい状態になってしまいます。
また、朝一番はぎっくり腰になりやすい時間帯でもありますので、時間のない朝ではありますが、普段より少し早めに起きて上記のことに気をつけてみて下さい!!