運転中の腰痛の原因とは?
運転中は同じ姿勢を強いられてしまいます。
中でも脊柱起立筋という筋肉に痛みが出ることがほとんどで、この筋肉は別名『姿勢維持筋』とも言われ同じ姿勢維持する際に常に収縮している筋肉です。
筋肉が常に収縮していると収縮した筋肉自身が周りにある毛細血管を圧迫してしまうため血流が悪くなってしまいます。
すると筋肉は酸欠状態、栄養不足状態となり痛みの神経を刺激する発痛物質を産生します。
結果、運転では筋肉に痛みが生じます。
お仕事で運転が多い方や長時間車に乗っていることが多い方はこの筋肉が血行不良になっていますので血流を改善する治療が必要です!
運転中の腰痛で気をつけることは?
この筋肉の痛みは長時間同じ姿勢でいることで血行不良となり、痛みを出す為長時間の運転をしない事が最も気をつけることではあります。
しかし、お仕事や行楽などで運転をされる方はなかなかそうはいかないことも多いと思います。
筋肉は30分以上収縮させると血行不良が起こり痛みの原因になってしまうと言われている為、小まめに体勢を変える事で痛みが出ないよう予防することが出来ます。
ですので腰のあたりにクッションを入れたり、信号で止まる度に腰を動かす運動をしたり、少しで良いので休憩を取ることで腰痛を予防する事ができます。
また、長時間運転した日はゆっくりお風呂に浸かったり、ストレッチなどで血流を改善することも腰痛の予防につながります。
まとめ
腰痛を繰り返している方、運転の仕事を強いられているという方は是非このような事を実践し、予防をしてください。
1人でも運転による腰痛で苦しんでおられる方が減るようにと考えております。
それでも辛い症状が出てしまうという方は一度当院にご相談ください。