足底腱膜炎の原因
まず足底腱膜(そくていけんまく)とは一体何なのでしょうか?
それは下図の踵骨(かかとの骨)から指に向かってついている筋肉の膜の事を「足底腱膜(そくていけんまく)」といいます。(☟水色になっている部分)
足底腱膜炎は地面からの衝撃を吸収するクッションの役割があります。
このクッションも歩いたり立ち仕事などの小さな積み重ねが大きな負担となり、踵(かかと)や足裏に症状を引き起こします。
しかし、足の裏の痛みはこの足底腱膜以外にもあります。
それはふくらはぎの筋肉にあります。このふくらはぎの筋肉に立ち仕事やランニング・ウォーキングなどの負担が蓄積されトリガーポイントが作られてしまいます。
なぜふくらはぎが関係あるのか…それはふくらはぎの筋肉は踵に近づくにつれてアキレス腱となり足底腱膜と薄い膜で繋がっている為です。
腱膜が繋がっている事で、ふくらはぎの筋肉に疲労物質が蓄積すると、筋肉に必要な酸素や栄養素が供給されなくなり、酸欠状態になります。酸欠になった筋肉は硬くなり付着部に牽引力をかけてしまいます。
この負担が積み重なることで【痛み】を引き起こしてしまうのです。
これが足底腱膜炎の原因です!
では、足底腱膜炎の原因、【筋肉】に対して
どのようなケアをすれば良いのでしょうか?
足底腱膜炎に効果的なストレッチ方法
ストレッチ方法は足の裏の筋肉とふくらはぎの筋肉の2つをご紹介します!
1つ目は、、
足の裏についている筋肉のストレッチ方法です。
立っている時
座っている時
それぞれのストレッチをご紹介します⇓
立位での足うらのストレッチ
写真のように壁につま先をあて、足の指を背屈していきます。
土踏まずあたりに伸びている感じ、突っ張る感じがするところで20秒キープを3セット行って下さい。
※壁があればいつでもどこでも出来ますので
通勤中や職場などで是非試してみて下さい!
座位での足うらのストレッチ
床に座り、両手で足のつま先を持ち、スネの方向へつま先を引っ張ります。
土踏まずあたりに伸びている感じ、突っ張る感じがするところで20秒キープを3セット行って下さい。
※お風呂に入っているときや
座ってテレビを見ているときなど、いつでも出来ますので今日から実践してみましょう!
2つ目は
ふくらはぎの筋肉のストレッチ方法です。
どちらもふくらはぎの筋肉ですが、
付き方によって伸ばし方が違いますので
どちらのストレッチも念入りに行ないましょう!
足底筋膜炎のテーピング方法
次に痛みを和らげるテーピング方法をご紹介します。
歩く事が多い方、お仕事だとどうしても負担をかけずにはいられないというのが現実だと思います。
そんな方には、症状を悪化させないようにテーピングがかなり効果的です!
是非試してみて下さい!
①テーピングを熊手に切ります。
②うつ伏せになって足の指を伸ばします。
③踵から足の指に向かって貼っていく。
※等間隔になるように貼る。
最後に
いかがでしたでしょうか。
足の裏の痛みの原因は、柔軟性のなくなった硬くなった筋肉です。
この筋肉の血流を改善させる治療が必要です。
当院では、足底筋膜炎の痛みを根本から取り除く治療を行っておりま
足裏が痛くてお困りの方、是非ご相談ください!