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腰痛で冷やしていい症状とは?冷やす理由と方法について

2023/12/08

目次

冷やすべき症状

腰痛は大きく分けて急性腰痛(ぎっくり腰)と慢性腰痛があります。
冷やすべき腰痛は急性の方です!
急性腰痛(ぎっくり腰)とは朝起きて顔を洗おうとして腰が痛くなった、靴下やズボンを履こうとして痛くなった、くしゃみをした時に激痛が走った、重い物を持ち上げた瞬間痛くなったなど何かをした拍子に腰が痛くなった事を言います。

この時腰では何が起こっているのでしょうか?

普段から姿勢を維持するために使いっぱなしで負担がかかっている筋肉にちょっとした衝撃がかかり遂に限界を超えてしまった状態です。

その結果…
・触ると熱い(熱感がある)
・腫れている
・激しい痛みがある
・発赤がある
これらの炎症反応が出てきます。

上記の炎症がある場合はすぐ冷やして下さい!!

冷やす理由

一般的に痛みが出て1日目~3日目(72時間)までは炎症物質がでると言われています。
この3日間は炎症を抑えるために冷やす必要があります。
※温めてしまうと炎症物質が広がってしまい痛みを悪化させてしまいます。
痛めたその日はあまり痛くなくても2日目、3日目に炎症がピークになってくるので1日目もしっかり冷やして下さい!

冷やし方

1.ビニール袋、氷、タオルや手ぬぐいを用意します。

2.ビニール袋に氷を入れ、氷の1/4くらいまで水を入れます。氷や水が出ないようにビニール袋の上を結びます。

この時氷は身体にフィットさせる為大きい塊より小さめのを選んで下さい。

3.2をタオルや手ぬぐいに包み患部(痛めているところ)に当てます。
タオルや手ぬぐいに包まないと凍傷の危険性があるので必ず包んで下さい。

時間はだいたい15分前後で大丈夫です。インターバルは1~2時間。これを数回繰り返して下さい。
冷やす時間が長すぎると周りの筋肉まで硬くなってしまうので注意して下さい。

 

最後に

急性腰痛(ぎっくり腰)はなってしまった時の対処によって治り方、治るスピードが変わってきます。
焦らずその時出来ることをやっていきましょう。

林 宏和

本記事の文責
平川接骨院/針灸治療院グループ

林 宏和

経歴

  • 2007年4月 平川接骨院 入社
  • 2012年7月 久我の杜平川接骨院 院長
  • 2018年6月 平川接骨院 本院 院長
  • 2019年4月~ 人材部部長

関西で16店舗の平川整体院グループ人材部部長
業界歴15年、全国の学生採用から入社後の技術研修、教育を担当

  • 柔道整復師 鍼灸師免許取得
  • 体表解剖学研究会 修了
  • 社内体表解剖研修 担当
  • ハワイ大学人体解剖研修 修了
  • 韓国大田大学人体解剖研修 修了

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