ヘルニアとは
背骨と背骨の間には椎間板と言うクッションがあります。
急激な外力や、日々の身体の使いすぎによって、椎間板が外に飛び出しそばにある神経を圧迫してしまっている。
レントゲン、MRIで撮ったこの状態がヘルニアと言います。
病院に行くと、その画像を見せられこの飛び出て神経を圧迫して腰の痛みや脚の痺れを引き起こすと伝えられます。
ただ、そこでして頂ける治療はなく、痛み止めと湿布を渡され「様子をみましょう。」と言われます。
実際は神経が圧迫されて痛みや痺れは出しません。
では今の痛み、脚の痺れは一体何が原因なのでしょうか。
本当の原因は?
腰の痛みや脚の痺れの原因は筋膜や筋肉に出来たトリガーポイントです。
トリガーポイントのトリガーとは引き金のことで、痛みや痺れの原因となる筋肉の硬さのことを医学用語でトリガーポイントと言います。
急激な外力や毎日の身体の使いすぎにより、筋肉に必要な酸素や栄養素が足りなくなり、硬くなって症状を引き起こしているような状態です。
筋肉にトリガーポイントが出来てしまうと関連痛というものを出してしまいます。
関連痛とはそこの原因筋だけに症状が出るのではなく、ほかの所にまで症状を出してしまうことです。
それが脚の痺れを引き起こしてしまうのです。
痺れと感覚異常の違い
痺れと聞くとイコール(=)神経に問題があると皆さん思われると思います。
ですが神経が障害されると怒るのは『麻痺』になります。
麻痺は手や足の感覚がない、動かせないと言った状態です。
痺れは例えば正座した後のように、ずっと同じ姿勢か続いて血管が圧迫され酸素や栄養素が途絶えているような状態。
この時筋肉内の細胞が壊されていっています。
そして痺れという症状を引き起こすのです。
治療して酸素や栄養素をしっかり送り届けてあげることで痺れの症状はとれていきます。
まとめ
ヘルニアからの足の痺れは筋肉が原因です。
足のしびれは治療すれば治るものです。
しっかり筋肉に酸素や栄養素を送り届けて根本から症状を改善していきましょう。