デスクワークと頭痛の関係
頭痛にもたくさん種類がありますが、デスクワーク中に出てくる頭痛は筋緊張性頭痛と呼ばれるものです。
名前の通り筋肉が原因で頭痛を発症します。
デスクワーク中というのは長時間同じ姿勢が続きます。
長い人で数時間という人も多いのではないでしょうか、仕事に集中すればするほど、身体を動かさない姿勢が続きます。
デスクワーク中の姿勢は身体を動かしているわけではないですが、頭の重みを支えるために筋肉には力が入った状態になります。
すると首や肩の筋肉が血流不足の状態になり筋肉にしこり上の硬結と呼ばれるものが出来てしまいます。
その負担が蓄積することで、首肩だけでなく頭にも痛みがでます。
特に頭痛の原因になりやすい筋肉が胸鎖乳突筋です。
下の図に示すように耳の後ろから鎖骨の上のあたりまでついている筋肉です。
特にデスクワーク中は画面をのぞき込むような首の動きになります。
その際に胸鎖乳突筋に負担が最もかかってしまい首だけでなく、
赤く色がついているこめかみの部分や目の周りまで頭痛が出てきます。
これがデスクワーク中に発症する頭痛の原因です。
頭痛改善体操のやり方
ではどのようにすれば改善できるでしょうか?
答えは簡単です。硬くなってしまった筋肉を和らげてあげることです。
筋肉を和らげるためには血液の中の酸素や栄養素を送ってあげることが大切です。
筋肉は動かすことでポンプ作用というものが働き血流を促してくれます。
同じ姿勢が20分から30分続いてしまうと、筋肉内の血流は悪くなります。
30分に1回は仕事の手を休め是非下の図で示すような体操をやってみてください。
まとめ
今回のブログはデスクワークと頭痛の関係、そして改善体操についてお伝えしてきました。
頭痛は1度発症してしまうとなかなか改善しにくい症状ですし、痛みの強い頭痛の場合、体操自体をやることも辛くなってしまいます。
何事も予防が1番大切です。
このブログを読まれた方の中にも頭痛予備軍の方も多くおられると思います。
頭痛もちの方はもちろん体操をお勧めしますが、まだ頭痛を発症していない方もデスクワーク中に予防の一環として是非試して見てくださいね。