ねんざ後すぐにやるべき事
あっ。足首をひねってしまった!!!そんな時、まずして頂きたいことは、、、
「RICE(ライス)処置」です。
この処置を行なうことで治癒までのスピードがかなり変わります!!!
RICE処置とは、4つの処置の頭文字をとってRICEとなっております。
R:Rest(患部の安静)
I:Icing(冷却)
C:Compression(圧迫)
E:Elevation(挙上)
ねんざが長引く理由
結論から申しますと、原因は『腓骨筋(ひこつきん)』という筋肉にあります。
この筋肉は上画像にもありますように、腓骨(ひこつ)とよばれる足の骨の外側から、足の裏側、小指の外側までついている筋肉です。
捻挫に多い内返し(足首が内側に入ってしまう)作用とは逆の作用(外返し)をしているのがこの腓骨筋です。
この腓骨筋がしっかりと作用していると、普段捻挫をする事はありません。
反対に、ねんざ癖がある、よく足をひねってしまう方はこの腓骨筋に負担がかかっている可能性があるという事になります。
ねんざをして足首の関節の可動域が、正常な範囲を超えると、筋肉や筋膜がグッと引き伸ばされてしまいます。
筋肉や筋膜は引き伸ばされても我慢強く、筋肉自身が切れるのを防ぐために防御反応として硬く縮こまります。
その結果、筋肉内に痛みの引き金となる『トリガーポイント』が作られてしまうのです。
この腓骨筋に形成されたトリガーポイントは下図のように痛みを引き起こします。
赤くなっている部分がおもに痛みが発生するところになります。
ねんざ後、足首の痛みが残っているのはこれが原因だったのです。
ねんざがきっかけで腓骨筋にトリガーポイントが形成される場合もありますが、
その他に腓骨筋に負担がかかる要因として、毎日ヒールを履く、扁平足、片足を反対側の足にのせて座る癖がある、ゴムがきつい靴下をはき血液循環が悪くなる等、普段の何気ない動作が腓骨筋に負担をかけているかもしれません。
ねんざをして時間がたっているのに治らない…という方は適切な治療を行なう必要があります。
ではねんざを長引かせないようにするにはどのような治療が必要なのでしょうか?
それは『筋肉』に対しての治療です。
ねんざでは固定する期間が必要ですが、その期間によって筋肉は柔軟性を失い、足首の可動域制限・痛みに繋がってしまいますので必ず筋肉への治療が必要不可欠なのです。
具体的には、柔軟性を失った筋肉へ【血流を改善させる治療】です。
本来筋肉というのは、血液から酸素や栄養素などのエネルギーを血液から補給しています。
平川接骨院グループでは、手技治療にハイボルテージ治療・鍼治療を組み合わせて血流を改善させます。
ねんざに対する正しい治療法
・手技治療
当院の手技治療は【トリガーポイントリセット整体®】とよばれるもので
筋肉内に出来たトリガーポイントに対して施術を行なっていきます。
ただ、そのトリガーポイントだけを施術するのではなく、筋連結のある筋肉やその他共同筋(一緒にはたらいている筋肉)や拮抗筋(反対の動きをする筋肉)・にも負担がかかっている事が多いため、それらの施術も行ないます。
ねんざに対する治療は軽くみられる事が多いですが、筋肉の柔軟性がその後の足首の痛み・可動域に深くかかわってくるのです。
・ハイボルテージ治療
こちらのハイボルテージ治療の効果としては大きく2つあります。
1つ目はゲートコントロールによる痛みの緩和です。
⇨これは人間に本来備わっている痛みを抑える細胞を活性化させて脳に痛みを伝えないようにさせるという事です。
2つ目は、筋肉のポンプ作用を働かせて血流を改善させることで筋肉が柔軟性を取り戻し痛みを改善させるという事になります。
これらの効果によってねんざによる足首の痛みを改善する事が出来ます。
ハイボルト治療は慢性的な治療にも大変効果を発揮しますが、ねんざやぎっくり腰などの急性的なお怪我にも大変効果的です。
・鍼灸治療
鍼の刺激は人にとっては異物ととらえるため、自己免疫が働き怪我をした時のように血液が沢山集まってきます。
また、その他の生体反応や反射によって血流が改善され筋肉に必要な酸素や栄養素が運ばれ症状が改善するという事になります。
最後に
これらの治療を行なう事で筋肉の柔軟性を取り戻し、症状改善・日常の生活に戻る事が出来ます!
「少しでも早く足首の痛みをどうにかしたい!」
「昔ねんざをしていまだに治りきっていない…」
などでお困りの方は是非一度平川接骨院グループにご相談下さい!
最後に足首ねんざのリハビリ動画も載せておきますので是非ご覧ください☆彡
本日もブログを読んでいただき有難うございました。