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恥骨から胸骨や肋骨につく筋肉で、表層にあり個々によく発達しているので、視覚的にもわかりやすく、一般的に「シックスパック」と呼ばれることが多い筋肉です。
腹直筋が腰痛を引き起こす状態とは、トリガーポイントが筋肉内に発生している状態です。トリガーポイントとは筋肉内にできる筋肉のシコリのことです。筋肉は血管から酸素や栄養素をもらって伸びたり縮んだりしていますが筋肉に負担がかかり続けると筋肉は太くて硬い状態になります。(力こぶを入れた状態)
その状態が長時間続くと筋肉内にトリガーポイントを発生させます。トリガーポイントはトリガーポイントが発生した場所に痛みを出現させるのはもちろん、トリガーポイントの場所以外の場所にも痛みやしびれ、だるさや違和感なども発生させます。(このことを関連痛といいます。)
図はトリガーポイントから発生する痛みの場所と関連痛の場所を表しています。 (腹側部の痛み、背中の痛みやお尻の痛みや違和感、だるさ)
腹直筋にトリガーポイントができる原因として、まず腹筋に力が入ることを日ごろ行っているということがあげられます。
例えば、エクササイズとして腹筋運動を行っているなど、また意識しなくてもトイレでいきむ際や咳を行う際なども知らず知らずに腹筋に力を入れています。
また、ストレスをかかえていると防衛機能として腹壁が緊張するので、結果常に腹筋に力が入っていることになります。 このような状況が続くと知らず知らずのうちに腹筋には疲労物質が蓄積され、トリガーポイントが発生し、痛みの原因が完成してしまいます。
腹筋にトリガーポイントが発生すると、まずはトリガーポイントが発生した同側の腹側部に痛みを感じます。また、関連痛として腰やおしりの方に痛みが現れます。
また、特徴として、腹部の不快感や胸明け、消化不良、または下痢や便秘などを伴う場合もあります。 この場合、腰痛の根本的な原因は腰ではなくお腹側の筋肉なので、いくら腰を施術しても腰痛は改善しません。また、厄介なことにお腹側の痛みがない場合もあるので、確かなスクリーニング技術が必要となります。
腹筋由来の腰痛は仰向きで腹部の筋肉を緩めます。そもそも腰痛の原因を腹直筋だと特定するには、触診技術はもちろん、ヒアリングや検査をしないと特定ができません。ここを疎かにしまうと腰の筋肉ばかり施術を行い結果、症状が改善しないということに繋がります。
平川整体院グループでは、施術の技術はもちろん、原因特定のための触診やヒアリング、検査にも力を入れています。それはなぜかというとどれだけ良い施術技術を持っていようが原因を捉え間違えてしまうと施術効果が出ないためです。
なかなかよくならない腰痛の原因はもしかすると、お腹側の原因かもしれません。 もしかして…。と思ったかたは一度当院にご相談ください。
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