腸脛靭帯炎の治療について
2025/02/22 | カテゴリー:スタッフブログ
みなさんこんにちは!
今回は「腸脛靭帯炎」の治療について紹介していきます。
この冬の時期になるとマラソン大会などが各地で開催されるため、ランナーの方は
特に走り込みが多くなってくるんではないかと思います。
実際に走られている方もよく見かけますし、来院されている方でも、ランナーの方は数多くいらっしゃいます。
そんな中で、注意していただきたい疾患の一つに「腸脛靭帯炎」があります。
名前の通り、腸脛靭帯という靭帯に炎症がおこるものです。
こちらが腸脛靭帯のイラストです。
炎症が起こるのは腸脛靭帯ですが、そこに炎症を起こす原因は、腸脛靭帯につながる
「大殿筋」と「大腿筋膜張筋」という筋肉の硬さです。
走ることで、この2つの筋肉を酷使し、硬くなってしまうことで、連結する腸脛靭帯に常に負担がかかってしまい
炎症が起こって痛みが出るのが原因です。
どのような治療が必要!?
この腸脛靭帯を改善するには、腸脛靭帯に注目するより、そこにつながっている筋肉に注目することが重要です。
それは、大殿筋や大腿筋膜張筋だけでなく、その人、それぞれに原因となる筋肉は変わってきますが、
ランニングによる筋肉の酷使によって、必ずトリガーポイント、痛みの引き金となる筋肉のしこりが存在します。
そのトリガーポイントを取り除けば、辛い膝の痛みから解放され好きなことに打ち込むことが出来ます!
腸脛靭帯炎といわれた、また、自分はそうかも、、、
とお悩みの方がいらっしゃいましたら、是非一度当院にご相談ください。
山科椥辻院 松木