変形性膝関節症の痛みの原因とは?
2025/02/04 | カテゴリー:スタッフブログ
☑歩き始めや椅子から立ち上がる時に膝が痛む。
☑階段の昇り降り正座をすると痛む。
☑膝に水が溜まる。
☑膝が伸び切らない。
以上の様な症状を持って病院へ行くと怪我をした場合を除き多くの方が変形性膝関節症と診断を受け高齢だから仕方ないと痛みを我慢して生活を送られています。
治療といっても痛み止めの内服薬かヒアルロン酸の注射をされている方がほとんどです。
状態が悪い場には手術適応となり関節鏡(内視鏡)手術、高位脛骨骨切り術(骨を切って変形を矯正する)、人工膝関節置換術などがあります。
なぜ膝が変形してしまうかというと膝関節を作る大腿骨と脛骨の関節面には軟骨のクッションがあります。その軟骨が摩耗することにより出来てしまった空間に骨棘と呼ばれる骨の棘が出来てしまいゴツゴツとした変形した膝になってしまいます。
ただ関節軟骨には血管や神経はありませんので変形から直接痛みは出ません。
原因は筋肉にあります。膝の周りにはいくつもの筋肉がありますが、今回は膝関節筋という筋肉について説明させて頂きます。
膝関節筋は太ももの骨の下部から関節包という膝の関節を包む大きな袋状のものについています。膝関節筋は膝を伸ばした時に関節包を上に引っ張る働きがあります。膝関節筋が硬くなってしまうとこの働きが上手く行かず膝が最後まで伸びなくなったり伸ばそうとすると痛みが発生してしまいます。
この膝関節筋は深部に位置するために一般的なマッサージなどではなかなか治療効果が出ません。
平川接骨院ではこの様な症状の方にはトリガーポイントリセット整体という深部の筋肉にアプローチする施術を行なっております。
変形性膝関節症の痛みでお悩みの方は是非一度ご連絡下さい。
本院 山村