ランナー膝の原因と治療法について
2025/02/21 | カテゴリー:最新情報, スタッフブログ
皆さんこんにちは!
今回はランナー膝の原因や治療法についてお伝えしていきます。
ランナー膝とは、別名「腸脛靭帯炎」と呼ばれます。
骨盤から脛の骨の外側に付着する「腸脛靭帯」とうい靭帯が骨との摩擦で
炎症を起こし膝の外側に痛みが出てきてしまいます。
ランナー膝という名前が付いているくらいなのでマラソンランナーに多い症状で
走っている時や走り終わった後、そして膝の屈伸運動で痛みが強くなります。
また、安静にしていると一旦は痛みが治まるのですが、また走り始めると
すぐに痛みを繰り返してしまうという事が多くあります。
ランナー膝は、腸脛靭帯という靭帯の炎症と先ほどお伝えしましたが
腸脛靭帯だけが痛みの原因になっているのではないのです!
そもそも、腸脛靭帯は筋肉の様に動きによって伸びたり縮んだりといった
収縮はしないので、本来なら骨との摩擦が起きることはありません。
では何故、骨との摩擦が起こって痛みが出てしまうのか??
それは、腸脛靭帯は骨盤の方に向かっていくと「大腿筋膜張筋」や「大殿筋」といった
筋肉とつながっているので、それらの筋肉が、走りすぎ(筋肉の使い過ぎ)によって
硬くなり、腸脛靭帯が筋肉によって引っ張られることで摩擦が起こり痛みが出るのです。
なので、ランナー膝をしっかり治すためには、痛みの出ているところだけではなく
こういった筋肉をしっかりと治療していかないといけないのです!!
ランナー膝を根本的に治そうと思うと、安静にしているだけでは治りません。
腸脛靭帯とつながっている、筋肉を柔らかくしていく必要があります。
なので当院では、しっかりお話を聞かせて頂き、検査をしたうえで原因をつきとめ
手技治療や鍼治療、また、ハイボルテージ治療などを行なって痛みの原因となる筋肉にある
トリガーポイントを根本的に取り除いていきます。
最近、マラソンランナー人口が増え、こういった症状でお悩みの方も多いと思います。
痛みや違和感が少しでもあるという方は、我慢せずに私たちにご相談下さい!