ギックリ腰の原因と治療法について
2025/02/02 | カテゴリー:スタッフブログ
「グキィ」
「ズキィ」と表現は様々ですが、鋭い痛みが腰や背中お尻にまで及ぶこともあるギックリ腰
統計上一生に1度は経験すると言われているギックリ腰、重い物を持ちあげた時だけでなく、朝に顔を洗おうと前屈みになった瞬間やふと物を拾おうとした時など軽い動作でも発症することがあります。その痛みはとても強く動けなくなってしまうこともしばしば、日本ではギックリ腰・急性腰痛・腰椎捻挫などと呼ばれますが、外国では魔女の一撃(Hexenschuss)と呼ばれています。今回のブログはギックリ腰の原因と治療法について説明させて頂きます。
ギックリ腰というのは急性の腰痛のことなので、原因は様々ありますが、その多くは筋肉内にできた硬結(しこりのような物)トリガーポイントが原因になります。このトリガーポイントは長時間同じ姿勢をとった時に出来やすく、日々のデスクワークや猫背などの姿勢を維持するために、使いっぱなしの状態になった筋肉に疲労が蓄積し、そこに少しの動作が加わることでギックリ腰を発症してしまいます。つまり、一回の動作だけではなく日頃の負担の蓄積が原因になっているということです。
下の図のように普段から座りっぱなしの姿勢を取っている方はお腹の筋肉が緊張し腰に痛みが出ているのにお腹に出来たトリガーポイントが原因になることもあります。
当院ではギックリ腰の原因となっているトリガーポイントを見つけ出し、腰だけでなくお腹の筋肉にもアプローチをしていきます。決して痛みを伴うやり方ではなく、専門的な知識と技術を持ったスタッフが施術をさせて頂きます。また、ギックリ腰は受傷してから日にちが経てば徐々に痛みが軽減していくため放置されがちですが、疲労が蓄積している筋肉は改善されていません。その結果、ギックリ腰から慢性腰痛に移行してしまった患者様も多くおられます。早期の治療が何よりも大切になります。ギックリ腰を発症された際には是非1度当院にご連絡下さい。
本院 山村