脊柱管狭窄症でもう悩まないで!!
2025/02/21 | カテゴリー:スタッフブログ
「脊柱管狭窄症」という言葉を耳にしたことはありますか…?
このブログを読んで頂いている方で、もしかすると脊柱管狭窄症と診断されたことのある方はおられるのではないでしょうか?
当院では病院で脊柱管狭窄症と診断されて治療を行っているが症状が改善しないという方が数多く来院されます。
そのほとんどが病院で脊柱管狭窄症という診断を受けているにも関わらず、そもそも脊柱管狭窄症という症状や病態を正しく理解されていない方がとても多いです。
病態が分からないのに闇雲に脊柱管狭窄症という病名に苦しみ、戦っておられる方を少しでも少なくするために今回は脊柱管狭窄症について説明します。
脊柱管狭窄症とは背骨の脊柱管[脊髄神経]が通る孔が何らかの原因で狭窄する[幅が狭まる]ことを総称して脊柱管狭窄症と呼びます。
脊柱管が狭くなる要因としては、ヘルニアや骨の変形、すべり症などが挙げられます。
脊柱管狭窄症の要因は沢山あるにも関わらず病院では『これは脊柱管狭窄症です!』で診断が終わることが多いです。
原因がはっきりしていないのに治療の効果が出るはずがありません。
まず脊柱管狭窄症は総称である!ということを理解していない方がとても多いです。
では、なぜ脊柱管が狭くなると様々に症状が身体には出るのでしょうか?
一般的に脊柱管狭窄症の症状には
①長時間の歩行ができない。
②足に痛みや痺れが出る。
③腰を曲げるや座ると楽になる。
などが主な症状で挙げられます。
脊柱管狭窄症と診断された方は上記の症状を読んで『確かにそうだ!』と思った方は沢山おられるのではないでしょうか?
ここで皆さんに一つ質問です!!
その辛い症状はずっと一定に出続けていますか?
…たぶん症状は一日の中で変化があるのではないでしょうか?
例えば、
代表的な長時間歩いた時は症状が出るが安静にしていたら特に気にならない。
腰を反ると痛みが出る。
夕方頃からは症状が辛いが朝は症状が軽いなど
このように一日の中で症状に変化がある場合のほとんどの原因が脊柱管が狭くなっているから!!ではありません!!
…!?
詳しく説明すると、脊柱管が狭くなってというのは安静にしているときも脊柱管は狭くなっています。また、歩いたから脊柱管が狭くなるというものでもありません。もし脊柱管が狭くなっていることが症状の原因であるのなら常に同じように症状が出現しているはずです。
では、なぜ一日の中で症状に変化があったり、歩いている距離が長くなると症状が出現するのかというと…
そのような症状の原因は筋肉にあるからです!!
【歩く】というのは動作です。動作を行う時には必ず筋肉を使います。立っている状態や歩いている状態で良く使用する筋肉に小殿筋という筋肉があります。
小殿筋はお尻の外側の奥深くに付いている筋肉で骨盤の安定性などに大きく関わる筋肉です。
歩行時はこの小殿筋を酷使します。酷使した筋肉は酸素不足や栄養不足になります。その状態が長く続くと筋肉から「その状態を解放してほしい!!」という反応が出ます。その反応が痛みやしびれといった症状です。
なので、歩くのをやめて休憩すれば楽になるのです。
⇒動作を止めると血管から酸素や栄養素が入ってくるので回復します。
このような症状があって病院に行くとまずレントゲンを撮影します。
そこで脊柱管が狭くなっている状態を見つけると脊柱管狭窄症と診断され、いつの間にか[症状=脊柱管狭窄症]となっています。
現在の医療は実際に痛い場所を触ったりせずに診断してしまうことが多いように感じます。
これでは症状の原因を正確に判断する材料が不足しています。
先程述べたように脊柱管狭窄症の症状の多くは筋肉から出現しています。
なので筋肉にアプローチしないといつまで経っても症状は改善しません。
具体的には筋肉に対してまずは手技治療を行います。症状の原因となっている筋肉を特定しその筋肉内にある[トリガーポイント=筋肉のシコリ]を緩ます治療を行います。手技治療で表面の筋肉の緊張を取り除き筋肉の奥深くに残っている緊張を鍼治療やハイボルト治療で取り除きます。脊柱管狭窄症の症状の原因となっていることの多い小殿筋はお尻の奥の筋肉になりますので鍼治療やハイボルト治療はとても効果的です。
当院は脊柱管狭窄症の治療に自信をもっています!!
脊柱管狭窄症と診断されてお困りの方は一度当院にご相談下さい!!
平川接骨院 佐野哲也