坐骨神経痛に鍼治療は効果的?
2025/02/03 | カテゴリー:最新情報, スタッフブログ
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症によって起こることが多いと言われている坐骨神経痛ですが、結論からいうと坐骨神経痛に鍼治療は効果的です。鍼を直接坐骨神経に刺したりと言うわけではありません。
そもそも坐骨神経痛とは一般的に、腰から足にかけて通る坐骨神経という神経が様々な理由によって圧迫されることで、痛みやしびれを出すと言われています。
しかし、神経とは痛みや感覚を伝える為のルートなので実際に圧迫が起こると、
・痛みを感じない
・触られてる感覚がわからない
・麻痺
等の症状が現れます。
なので一般的に言われている坐骨神経痛の症状とは異なります。
では何が坐骨神経痛のような症状を引き起こしているかというと筋肉が原因です。
よく症状を感じる、臀部(お尻)の筋肉が原因になると関連痛といって関係のない場所に痛みや痺れなどの症状を出すことがあります。
関連痛の出る場所が坐骨神経の走行に近いのでそう言われたりします。
原因となることが多い小殿筋という筋肉の関連痛は、坐骨神経の走行と似ています。
上が坐骨神経の走行、下が小殿筋の関連痛エリアになります。
最初にお伝えした、坐骨神経痛に鍼治療が効果的なのもこの為です。
原因になっている筋肉に対して鍼を刺し、刺激を入れることで血流が良くなります。そうすることで緊張状態にある筋肉が緩み、痛みや痺れが緩和します。
坐骨神経は末梢神経の中でも一番長く、太い神経なので接骨院で使っている鍼では刺さったり傷つけたりすることもないので安心して受けて頂くことが出来ます。
坐骨神経痛と診断されたり、坐骨神経痛かも…とお悩みの方は一度ご相談ください!
南区 別所