胸郭出口症候群とは…
2025/02/21 | カテゴリー:スタッフブログ
胸郭出口症候群とは…
首全面の鎖骨周辺には、斜角筋とい筋肉があります。
この斜角筋は、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋の3つからなります。
胸郭出口症候群とは、前斜角筋と中斜角筋の間、
鎖骨と第1肋骨の間、小胸筋と肩甲骨烏口突起部の後方に走行する
神経や血管がそれぞれ圧迫されることを言います。

胸郭出口症候群の症状
胸郭出口症候群の主な症状として、
肩こり、腕や手のシビレ、冷え、だるさなどがあります。
レントゲンやMRIを撮ってもヘルニア等の異常がない場合がほとんどです。
胸郭出口症候群の治療
一般的に言われる胸郭出口症候群の治療法は
首の牽引、神経ブロック注射、手術等があります。
ただ、実際に手術をしても痛みやシビレが改善されない方が多くおられます。
なぜかというと、圧迫された神経が原因ではないからです。
そもそも、神経は痛みを発生させません。
神経とは、痛み等の感覚を脳に伝える為の道の様なものですので、
神経が圧迫されると麻痺が起こります。
では、本当の原因は何かと言うとそれは筋肉が原因です。
多くは斜角筋、小胸筋という筋肉に出来た
トリガーポイント(症状の引き金となる筋肉の硬さ)
が痛みやシビレを発生させます。
これらの筋肉の血流を改善させることが出来れば、手術をする事なく症状は改善されます。

トリガーポイント治療について詳しくはこちら
首の痛みや手のシビレでお困りでしたら一度ご相談下さい。
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