分離すべり症の人に効果的なトレーニングとは⁉
2025/02/22 | カテゴリー:スタッフブログ
2017/8/22
分離すべり症の原因で大半を占めるのが、多裂筋という筋肉です。
スポーツに復帰する、元通りの日常生活を送っていくにあたって、多裂筋のトレーニングは欠かせません。
①ダイアゴナル
四つん這いで左右反対側の腕と足を挙上させ保持します。
この時に、多裂筋が姿勢を保持するために活発に働きます。10秒程度姿勢を保持させます。
②バックエクステンション
いわゆる背筋運動です。
うつ伏せになり、胸を少しだけ地面から浮かせます。腕は後ろで組むとより良いです。
大きく体を反らせると、他の筋肉が先に働いてしまい、多裂筋を鍛える効果は落ちてしまいます。
少しだけ体を床から浮かせる程度にすると多裂筋が有効的に鍛えられます。
③キャット&ドッグ
四つん這いになります。この時肩幅より少し広めに手を置きます。
その状態でおへそを床に近づけていきます。それと同時に肩甲骨も内に寄せていきます。
次におへそを床から出来る限り離していきます。この時、おへそを見るようにしてください。
ゆっくり息を吐きながら痛みの出ない範囲で行ってください。
一日:15回×2セットを目標に行いましょう!!
トレーニングで鍛えてしまうと、筋肉の緊張度が増して逆効果のようなイメージですが、筋肉には動かすことによって血流がよくなる筋ポンプという作用があります。
過度なトレーニングは痛みを再発させてしまう危険性もありますが、今回お伝えしたトレーニングをお身体のコンディションに合わせて、活用して頂くことで痛みを繰り返さないようにしていきましょう!!