もしかしたらその症状ばね指かも⁉
2025/02/23 | カテゴリー:スタッフブログ
指は普段何気なく動かしていると思いますが、指が曲げられるけど伸ばしにくいなと感じたことはありませんか?
骨が変形しているのかな?や、もう若くないからかな?などと思っていませんか?
その症状の原因は骨でも年齢のせいでもありません!
物を持ったり、握ったりするとき、つまり指を動かす時というのは、前腕にある筋肉を使いますが、その筋肉の腱は指先まで繋がっています。
腱を押さえている靱帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)と呼ばれるものがありますが、その構造はベルトとベルト通しの関係に似ているとよく言われています。
その部分の腱や腱鞘が炎症を起こし、“腱鞘炎”になり、さらに進行すると引っ掛かりが生じばね現象が起こります。 これを“ばね指”と呼んでいます。
更年期の女性に多く、妊娠出産期の女性、糖尿病、リウマチ、透析患者の方に多くみられます。
手の使いすぎやスポーツ、指を良く使う仕事の人に発生しやすいのが特徴です。
親指、中指、薬指、に現れやすいです。
指の使いすぎが主な原因で、動かすたびに摩擦が起こるので炎症が進み、腱鞘が肥厚し、腱が肥大し、症状が悪化します。
一般的にばね指の治し方として挙げられるのが、安静や投薬、腱鞘内ステロイド注射などがあります。
この注射は、3ヵ月以上は無症状なことが多いそうですが、再発も少なくありません。
改善しないときや再発を繰り返す場合は、腱鞘の鞘を開く手術(腱鞘切開)を行います。
指は毎日使うものです。安静や手術は期間を要してしまいますし、日常生活に制限をかけてしまいます。
手術や注射をしなければ治らないかというと、そんなことはありません!
前腕の筋肉の血流を改善することで、指先まで繋がる腱が動かしやすくなり、今の症状は取れていきます!
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