むち打ち症状に湿布は効果的なのか?
2025/02/19 | カテゴリー:スタッフブログ
交通事故に遭われた方でむち打ちは特に多い症状の一つです。
そんなむち打ちになった際、皆さんはどのような対処をまず思い浮かべますか?
多くの方が「とりあえず湿布をはっておけば・・・」
とお思いになるのではないでしょうか?
もちろん湿布を貼ると一時的に楽になったように感じるかもしれません。
しかし!交通事故後のむち打ちで、湿布だけの対処は絶対に禁物です!!
「炎症を抑え、痛みを緩和させる」ことです。
炎症とは、発赤・熱感・腫脹・疼痛といった症状の事です。
なので、急性期の捻挫や肉離れなど、靭帯や筋肉からの出血を伴っている場合の怪我であれば
初期症状の緩和は期待できるかもしれません。(もちろん湿布だけでは治りません)
しかし、交通事故でのむち打ちは、捻挫や肉離れの様に靭帯や筋肉が切れて
痛みが出ているわけではないのです!
むち打ちは、事故の衝撃が加わった際、頚部の筋肉が急激に引き伸ばされます。
すると筋肉は、これ以上引き伸ばされると切れてしまう!という防御反応をおこし
一気に縮こまろうとしてしまうのです。
この時の縮こまろうとする力があまりにも強いため、筋肉が硬くなり周りの血流状態が悪くなってしまうために
痛みや頭痛、吐き気などの症状を引き起こしてしまいのです。
なので、むち打ち症状に必要なことは、血流をよくする治療をして筋肉を良い状態に戻してあげないといけないのです。
が、残念ながら、湿布には血流を良くする効果はありません。
温湿布なら温めてるし効果があるのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが
実際のところ温湿布は温かく感じる様に唐辛子の成分が塗ってあるだけで
温める効果はないのです。
交通事故の衝撃は自分で思っているよりも
かなりの衝撃が加わっています。
ほおっておくと、症状はどんどん酷くなり
慢性化してしまう可能性もあります。
少しでも早く症状を取り除くためにも
ぜひ私たちにご相談ください!
その痛みを早く取るために全力でサポートさせていただきます!