腰痛とストレスの関係性とは…⁉

2025/02/21 | カテゴリー：最新情報, スタッフブログ

皆さんこんにちは!!

近年、慢性腰痛の治療として「脳を治す」とか「腰痛を治すにはストレスを軽減させる」などよく耳にするようになったと思います。

なぜそのようなことが囁かれるようになったのかというと…

腰痛の症状でレントゲンやMRIなどの検査を行って構造異常が見つからなくても実際に腰痛という症状がある(いわゆる原因不明の状態)。現在、このような原因不明の腰痛が約80%あると言われています。画像診断でも血液検査でも異常がでない…⇒でも腰痛はある…⇒ストレスや脳内の問題…!?現代このような流れになって腰痛は「脳を治す」や「ストレスが原因」と言われるようになってきています。

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では実際の腰痛とストレスの関係性は…!?

腰痛を感じる→ストレスを感じる→より強く腰痛(痛みを感じる)というサイクル【ドーパミンサイクル・負の悪循環】

現代慢性腰痛の原因の約80％は原因不明と言われています。しかし、痛みを感じている以上必ず痛みの原因はあります。(ここについては後ほど詳しく説明します!!)そして痛みを感じているという状態は人体はとても多くのストレスを感じています。人は痛み(ストレス)を感じると脳内からドーパミンという痛みをコントロールする(抑制させる)脳内物質を分泌します。これを《ドーパミンシステム》といいます。これはもともと人間の脳に備わっている防御システムです。慢性的な痛み(ストレス)が続くと脳内物質のバランスが崩れこのドーパミンシステムが働きにくくなります。そうなるとドーパミンの分泌が減り、同じ痛みなのにより強く痛みを感じます。そして痛み(ストレス)は交感神経という自律神経を興奮させます。交感神経は血管を収縮させる作用があるので末梢血管の血流の流れなどを阻害していまします。その状態が続くと筋肉は血管から十分な酸素や栄養素が入ってきにくい状態になりますので筋肉などはより痛みが出現しやすい状態になります。これを《負の悪循環》といいます。

本当に腰痛の約80%が原因不明…!?

現在の医学は途轍もなく早いスピードで発展しています。特に日本の診断学(画像診断)は世界でもトップクラスの技術があると言われています。しかしそれでも80%の腰痛は原因不明…!?不思議に感じますよね!?それは診断を画像診断に頼っているからです。現在の日本の医学で診断材料(判断材料)のほとんどはレントゲンやMRIやCTといった画像診断です。あるいは血液検査の数値を分析します。いわゆる目で見えるもの。説明しやすいもの。で診断(判断)します。しかし人体の構造でレントゲンやMRI・CTや血液検査では診断(判断)できないものがあります。それが【筋肉】です。筋肉の異常は画像診断や血液検査ではわかりません!!(肉離れや炎症症状は除く)なので実際腰の筋肉を触診したり動診(動かして診る)で診断しないとわからないことが多いです。しかし、その検査をほとんどしないです。なので筋肉の状態を正確に把握出来ず痛みを放置してしまします。筋肉に対して正確な診断が出来れば腰痛の原因のほとんどは判明するし腰痛のほとんどは筋肉の治療で治ると私は思います。

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腰痛の原因のほとんどが筋肉からの痛み!?

上記で記載した通り慢性腰痛のほとんどの原因は筋肉由来の痛みです。ではどのように治療するのか…というと。筋肉の治療で重要なのは血流の流れです。筋肉は血管から酸素や栄養素をもらって硬くなったり、柔らかくなったりします。筋肉を酷使している状態(いわゆる使いっぱなし)の状態では筋肉は硬くて太い状態になりますので周りの細い血管を圧迫してしまいます。その状態が続くと筋肉は虚血状態(血流が滞っている状態)になり痛みの物質や疲労物質を分泌します。その状態を解放させるためにはマッサージや鍼治療などが大変有効的です。ただしマッサージ治療や鍼治療はむやみやたらに行っても効果は出ません。痛みのポイント(トリガーポイント)をしっかりと探し出し的確な強さや刺激をしないと筋肉は緩みません。痛みを放置していると身体はストレスを感じて負の悪循環が始まり慢性的な痛みになってしまいます。なので少しでも早く適切な治療を行うことお勧めします。

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