なぜ朝起きるときに腰に痛みを感じるのか?
2025/02/17 | カテゴリー:スタッフブログ
皆さんこんにちは!
京都市伏見区 久我の杜平川接骨院の若松です。
最近になって冷え込みがきつくなり、朝起きるとき痛みを感じるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今日は、「なぜ朝起きるときに痛みを感じるのか」をお伝えします。
寝るときの姿勢は、仰向け→横向き→うつ伏せの順で身体に負荷が掛かりずらく、朝起きると腰が痛いという方の多くがうつ伏せの寝方をされています。
うつ伏せの状態は腰を反った状態になるため、長時間筋肉を収縮しっぱなしの状態(筋肉を使っいっぱなしの状態)となり、疲労物質などが発生します。
通常ですと血流によって疲労物質はその場所から洗い流されるのですが、収縮した筋肉によって血管が圧迫され血行不良の状態になり洗い流すのが難しくなります。
この疲労物質は痛みの原因となる物質ですので、徐々に痛みが出てきます。
また、筋肉に必要な栄養や酸素も血流によって筋肉に運ばれるので、血行不良により栄養不足の状態となり、少しずつ筋肉にダメージが蓄積します。
痛みを感じると交感神経というストレスを感じたときに反応する神経が興奮します。この神経は筋肉を収縮させたり、血管を収縮させる働きがあります。
それと同時に、痛みを感じると筋肉は防御反応としてギュッと反射的に筋肉を収縮させ身体を守ろうとします。(驚いたときにビクッとなるのもこの反応です)
この二つの反応により筋肉がさらに収縮し、痛みの悪循環が起こります。
仰向けの場合でも、普段から腰の筋肉が硬いと血行不良の状態となり疲労がなかなか取れず筋肉に必要な栄養が行き渡らないため痛みを感じてしまいます。
この筋肉の硬さや痛みは、治療によって改善します。
朝起きたとき腰に痛みを感じたら、痛みの悪循環により症状がきつくなる前に一度当院にお越しください。