腰痛のメカニズムについて
2025/02/16 | カテゴリー:スタッフブログ
皆さんこんにちは!
京都市伏見区 久我の杜平川接骨院の林です。
今年最大の寒波で、寒い日が続いていますがお身体の調子はいかがでしょうか。
前回の投稿で動かさないことが腰痛の原因になるというお話をさせて頂きましたが、今回はもう一つの原因についてお伝えしていきます。
それは動かし過ぎるということです。
スポーツやお仕事で繰り返し腰の筋肉を酷使することで、疲労蓄積し痛みが生じてしまいます。
ではなぜ腰の筋肉を動かし過ぎることで痛みが発生してしまうのでしょうか?
ここからは動かし過ぎることで生じる痛みのメカニズムについて説明していきます。
正常な筋肉というのは、周りの血管を流れる血液から酸素や栄養を受け取りスムーズに伸び縮みができるいい状態を維持しています。
しかし、繰り返し筋肉を動かし、酷使することで筋肉に乳酸などの疲労物質の蓄積が生じてしまいます。この疲労物質の蓄積が血液からの酸素や栄養素の取り込みを妨害してしまい、筋肉の酸欠や栄養不足を引き起こしてしまうのです。
その結果、筋肉は拘縮という硬い状態になりスムーズに伸び縮みができなくなってしまいます。さらに拘縮状態になった筋肉に発痛物質という痛みの物質が産生され痛みが発生してしまうのです。
このように腰に負担のかかる、無理な体勢での作業やスポーツなど、腰の筋肉を繰り返し動かし過ぎる(使い過ぎる)ことが腰痛の原因になってしまうのです。
この痛みのメカニズムを正しく把握し、症状にあった治療と予防をしていくことが慢性的な腰痛を改善するためにはとても大切になってきます。現在なかなか改善しない腰痛でお悩みの方は一度当院にご相談下さい。