腰痛の効果的な治し方とは!?
2025/02/13 | カテゴリー:スタッフブログ
みなさん、こんにちは!
今シーズン最大といわれる大きな寒波が迫っており、とても寒い日が続いていますね。
寒い時期に身体の不調が出やすいというのはみなさんも体感されている事と思いますが
実際に、寝違えや腰痛などの症状が増える時期でもあります。
そこで今回は、腰痛の治し方についてご紹介したいと思います。
今回はまず、治し方の前に少し専門的な内容になりますが痛みのメカニズムに触れたいと思います。
腰痛というのは、怪我や病気(骨折・捻挫等や内臓疾患など)以外では筋肉からの症状であることがほとんどです。
筋肉が原因となって慢性的な痛みが発生することを筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)といいます。
これは、筋肉内の血流が悪くなることで起こりやすくなります。
筋肉の血流が悪くなる要因には、
1 長時間の筋収縮
2 刺激、損傷、外傷
3 繰り返しの筋収縮
4 疼痛感受(痛みを感じること)
5 筋肉の固定収縮(外的な刺激から身体を守るための防御性の収縮のこと)
6 長時間の筋短縮(同じ姿勢)
7 長時間のストレッチ(伸長)
以上のことがあげられます。
こういった要因により、筋肉内の血流が悪くなることで筋肉は酸欠状態になります。
筋組織の酸欠 → 発痛物質の産生 → 知覚神経の興奮(痛みの発生) → 交感神経・運動神経の興奮
→ 血管攣縮(縮むこと)・筋緊張の亢進 → 末梢循環障害 → 組織の酸欠・損傷 →……繰り返し
筋肉の血流が悪くなると、上記のように痛みの悪循環に陥ってしまいます。
これが慢性化して起こるのが、腰痛や肩こりなどの痛みの正体です。
ご自宅などで出来るケアとしては、入浴やストレッチなどで全身の血流を良くすることですが
この悪循環に陥ってしまい慢性化した症状はそれだけではなかなか改善しないこともあります。
筋肉の血流が悪くなる要因の一つに「痛みを感じること」があるように、痛みを感じているだけでも筋肉の血流は悪くなってしまうので、
まずは原因となっている筋肉を特定し、一刻も早く痛みを取り除いて、この痛みの悪循環から脱出することが重要です。
そのためには原因となっている筋肉を特定し、的確な治療が必要になりますので、
腰痛でお困りの方はぜひ一度、当院にご相談ください。
京都市南区 平川接骨院 河野