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湿布(シップ)で肩こりが治らない理由

こんにちは!平川接骨院/針灸治療院グループ 柔道整復師の林です。
お盆休みは楽しめましたでしょうか?

今回はなぜ肩こりは湿布だけで治らないのか…なぜ繰り返してしまうのかをお伝えしていきます!

肩こりは悪化すると頭が痛くなったり、吐き気やめまいなど、どうしようもないくらい辛いですよね。

また、肩こりは周りの人から軽視されやすく残念ながらその辛さを理解してもらえない症状なのです。

私自身肩こりを経験していますので皆様の目線で正しい情報をお伝えできればと思います!!

肩こりの原因

肩こりの原因は…「筋肉」です。

筋肉は同じ姿勢が20分続くと硬くなる性質があります。

 

筋肉が硬くなるということは筋肉の繊維(=筋繊維)が太くなってしまい周りにある毛細血管が圧迫されてしまうという事です。

 

毛細血管が圧迫されると血流が悪くなり筋肉がスムーズに動くための酸素と栄養素がもらえなくなってしまいます。

そして血流が悪くなることで疲労物質が排出されなくなり、そこから痛みの元になる「発痛物質」が作られてしまい肩こりの症状が出てくるのです。

 

これが痛みの悪循環となってしまうのです。

 

そしてデスクワークや育児での抱っこなどの姿勢がずっと続く事で悪循環が回り続けてしまい、痛みを繰り返してしまうのです….。

 

この辛い肩こりの症状を少しでも良くしようと「湿布(シップ)」を使用された事は多いと思います。

 

ですが、その時は気持ちがいいけれど痛みをまた繰り返してしまう…なんとなく良くなった気がする…と湿布の効果をあまり知らずに使用されている方がかなり多いと思います。

 

では次に湿布の効果についてお伝えします!

 

シップの効果

湿布には大きく分けて冷シップと温シップの2種類があります。

シップの効果としてはどちらも痛みを和らげる成分が含まれています。

冷シップには人間が冷たさを感じる冷点が刺激されるメントールなどの成分が入っています。

炎症が起きている場合(熱感・腫れ・発赤など)は冷シップが適しています。

 

温シップは冷シップの反対で人間が温かさを感じる温点を刺激するカプサイシン(トウガラシの成分)が入っています。

このカプサイシンは皮膚表面の温度を上昇させ、血行を良くしてくれる働きがあります。

 

ですので筋肉が原因の肩こりには温シップが効果的と言えます。

 

シップで肩こりの根本治療にならない理由

なぜ、湿布で肩こりが治らないのか…それは…

シップは一時的な鎮痛効果や一時的な血流改善に過ぎないからです!!!

 

症状が出たからシップを貼り、マシになったらそのまま放置…

これでは筋肉の状態に何の変化もありません。

 

また、湿布は皮膚表面の毛穴から薬の成分を吸収していくため、深部にある筋肉まで湿布の成分は届きません。

 

硬く太くなった筋肉が周りの毛細血管を圧迫し血流が悪くなる事で引き起こされる肩こり。

肩こりを根本的に改善するには原因となっている筋肉に対して直接治療を行う必要があります。

 

平川接骨院では痛みの引き金となっている筋肉の硬さ・しこり(トリガーポイント)に対して、トリガーポイントリセット整体®を行い原因筋の血流を改善する治療を行なっています。

その施術に加え、少しでも早く症状を改善する為に鍼治療や電気治療の一種であるハイボルト治療などもさせて頂いています。

 

平川接骨院の治療の詳しくはこちら最後に残念ながら、シップというのはその場しのぎの対処療法でしかありません。

 

根本的に肩こりの症状を取り除く為には必ず施術が必要です。

 

ただし、しんどいな~辛いな~と思っていると逆にその不安が血流を悪くしたり筋肉を硬くしてしまう原因にもなりますので、根本が改善されるわけではありませんが楽になるのであれば湿布を貼って頂くのも良いかと思います。

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