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ばね指に効果的なテーピング

こんにちは、平川接骨院/針灸治療院グループです。

本日は【ばね指】に効果的なテーピング方法をお伝え致します。

ばね指とは?

ばね指は、腱鞘炎(けんしょうえん)の症状のひとつであったり、腱鞘炎が進行した状態と言われています。

ちなみに腱鞘炎とは・・・

指を曲げる時に使う腱(けん)その腱の位置がずれないように固定するトンネルのようなものを鞘(けんしょう)といいます。

その腱が指の使いすぎによって腱鞘の中を何度も行き来することによって腱と腱鞘がこすれて炎症が起こり、腱鞘炎となります。

 

(分かりやすく例えると・・腱鞘がトンネル、腱がそのトンネルを通る電車です。電車が何度もトンネルを通ることで腱鞘がこすれて、火花を散らしている(=炎症が起きている)というイメージです!)

 

そして、指の付け根に痛みや腫れ、ときに熱感が生じるだけでなく、炎症が広がると腱鞘が分厚くなって腱が引っかかるようになります。すると指を伸ばすときにバネのようにカクンと伸びたり症状がひどくなると指が曲がったままロックされて伸びなくなったりします。

これがいわゆる 【ばね指】の状態です。

ばね指に効果的なテーピング方法手術を行わない治療法として、指のサポーターやテーピングが一般的に活用されています。

 

当院では手技治療と鍼治療、ハイボルト治療と組み合わせて、治療後のいい状態を維持するためにテーピングを行うことがありますので今回はその方法を紹介させていただきます。

 

このテーピングの目的としては指を曲げるのを制限することです。

 

① 指を伸ばして、保護する関節をはさむように2カ所にテープを巻きます。

 

 

② 痛みを感じるところまで指を曲げ、少し戻した状態で、指先側のアンカーから指の付け根側のアンカーまでサポートテープを貼ります。

 

③ 指先側のアンカーから指の付け根側のアンカーまで、痛めた関節の上で2本のサポートテープをクロスさせて貼ります。

 

④ サポートテープを固定するために、最初に巻いたアンカー(写真1)の上にテープを一周巻いて、完成です。

 

※これは横から見た図です。

 

※注意※

強く引っ張りすぎると血行障害を起こすので、巻き終わったあとに爪の色を確認して赤黒くなっていたり、締め付け感が苦しい時は、すぐにテープを剥がしてください!最後に今回はテーピングの紹介をしましたが、テーピングはあくまで治療後のいい状態を維持するため、安静にするための方法です。

根本的に治すためには、本当の原因である筋肉の硬さを改善することが大切になってきます

早く治すために正しい治療を受けていただきたいので、ばね指でお困りの方はぜひ一度ご相談ください!

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