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背中・腰の症状に関する知識
2020.04.08
こんにちは、平川接骨院/針灸治療院グループです。 立っているだけ、座っているだけなのに腰がつらい…。 その原因、もしかすると背中にある「脊柱起立筋」の疲労かもしれません。 今回は、脊柱起立筋が引き起こす腰痛や不調の原因、症状の特徴、対処法について解説します。
INDEX
脊柱起立筋は(腸肋筋、最長筋、棘筋)という三つの筋肉の総称です。
脊柱起立筋は骨盤や背骨から頭部まで付いていて、背中で最も大きく、長い筋肉です。
作用としては両側の脊柱起立筋が働くと腰を反る動作を行い、片側の脊柱起立筋が働いた場合は身体を傾ける作用があります。
脊柱起立筋の最大の作用は、名の通り背骨を立てる作用(姿勢を維持させる)があります。 なので、基本的には寝ているとき以外は脊柱起立筋は働いていることになります。 この筋肉が機能しないとそもそも立てない、座れないということになります。 なので、生活していく中で非常に重要な筋肉です。
脊柱起立筋が腰痛を引き起こす状態とは、トリガーポイントというシコリが筋肉内にできている状態です。
筋肉は血管から酸素や栄養素をもらって伸びたり縮んだりしています。
筋肉に負担がかかり続けると筋肉は太くて硬い状態になります。(力こぶを入れた状態)
その状態が長時間続くと筋肉内にトリガーポイントを発生させます。
このトリガーポイントが発生するとトリガーポイントが発生しているポイントに痛みを生じるのはもちろん、関連痛というトリガーポイント以外の場所に痛みやしびれ、だるさなどを発生させるようになります。
脊柱起立筋のトリガーポイント由来の痛みや関連痛は図の通りです。 (腰の痛みはもちろん、背中への痛みやお尻の痛みだるさ、しびれなど)
脊柱起立筋は立っている、座っているだけでも使用している(負荷がかかっている)筋肉です。 実は立つや座るという動作を維持するだけでも身体には負担がかかっています。そしてそれに耐えています。 それはなぜかというと、地球で暮らしていると重力を受け続けているからです。
宇宙飛行士が数カ月宇宙の無重力空間で生活すると地球に戻ってきた際は立てないと言われています。
それは無重力の中で生活していると重力に抗するだけの筋肉量を保てなくなるからです。
宇宙飛行士を例にとってもわかるように私達は日常で生活するだけでも筋肉を使い続け、負担をかけ続けています。
その中でも脊柱起立筋は抗重力筋と言われ重力に耐えるためにも日常でも働き続けている筋肉になります。
そのような状況下で重い荷物を持ったり、座ったり立ったりと負担のかかる動作を日常で繰り返しているのです。 普段当たり前の動作(立つや座る)でも負担がかかっている状況の中で、荷物を持つなどプラスの負担が加わると筋肉に負担が蓄積され痛みが出ることは容易に想像できると思います。
脊柱起立筋は記事の冒頭でも説明させていただいた通り、背中に付いているとても長い筋肉です。
なので、脊柱起立筋にトリガーポイントが発生するとトリガーポイントが発生したポイントの痛みだけでなく広範囲に痛みやだるさなどの症状を出現させます。
代表例として肩甲骨周辺の背中やわき腹、お尻など腰の痛みだけでなく、広範囲に痛みなどの症状を引き起こすことが特徴です。
また、普段から日常的に使用する筋肉なので、症状が慢性化し、長期間痛みを出現させてしまうことも脊柱起立筋由来の腰痛の特徴です。
脊柱起立筋の治療はうつ伏せで行います。
脊柱起立筋は長く大きいので、脊柱起立筋内からトリガーポイントを見つけるには高い触診技術とヒアリングや検査などからトリガーポイントを推測する技術が必要となります。
また脊柱起立筋の施術はトリガーポイントの発生している部分だけの施術を行っても改善することは少なく、脊柱起立筋の全体的な筋肉の柔軟性を向上される必要があります。
それは立つや座るなど日常的な動作で負担がかかる筋肉なので、全体的に筋肉の柔軟性を向上させなければ再びトリガーポイントが発生します。
その結果慢性的な腰痛になってしまうからです。 慢性的な腰痛でお困りの方は脊柱起立筋からの腰痛の可能性があります。
当院に一度ご相談ください。
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