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【運転中に腰が痛い…冬の車内で起こりやすい姿勢の崩れ】
2025.12.28
こんにちは!平川整体院の林です。
冬になると、
「運転していたら腰が痛くなる」
「長距離ドライブのあとに腰が固まって動けない」
といったお悩みが増えます。
実はこれ、冬の車内環境が腰の筋肉に負担をかけている ことが大きな原因です。
ただ椅子に座って運転しているだけ…に見えても、
身体にとっては想像以上に負担の大きい姿勢が続いています。
今回は、なぜ冬の運転で腰痛が起こりやすいのか。その理由と対策をわかりやすく解説します。
INDEX
■ なぜ冬の運転は腰が痛くなるのか?
① 冷えで筋肉が硬くなる
冬は車内が冷えやすく、腰まわりの筋肉が冷えることで血流が低下します。
筋肉は冷えると伸び縮みがしづらくなり、
姿勢を支える力が落ち、痛みが出やすい状態 になります。
特に以下の筋肉が硬くなると腰痛に直結します。
- 腰の筋肉(脊柱起立筋)
- お尻の筋肉(中殿筋・大殿筋)
- 太もも裏(ハムストリングス)
この3つは、運転中に常に負担がかかる筋肉でもあります。
② シートに深く沈み込み、骨盤が後ろに倒れやすい
冬の厚着(コートや分厚いパーカー)で座ると、シートに沈みこむような座り方になりがちです。
すると…
骨盤が後ろに倒れ、猫背姿勢 → 腰への負担増大
という流れに。
「気づいたら背中が丸くなっている」
「腰が伸びないまま長時間運転している」
という方は要注意です。
③ 長時間同じ姿勢で筋肉がこわばる
筋肉は 15分以上同じ姿勢が続くと硬くなる といわれています。
運転中は背中も腰もほとんど動かせないため、
時間が経つほど筋肉がこわばり、痛みや張りにつながります。
冬は寒さで血流も悪くなるため、
わずかな筋肉の疲労も痛みに変わりやすい 時期なのです。
■ 冬の運転で腰痛を防ぐためにできること
① シートヒーター or 腰にブランケット
腰まわりを温めると血流が維持され、筋肉も硬くなりにくくなります。
シートヒーターがない車の場合は、
・薄手のブランケットを腰に挟む
・カイロを腰の上部に貼る
などがおすすめです。
② 分厚い上着を脱いでから運転する
コートやダウンを着たまま運転すると、
骨盤が安定せず姿勢が崩れやすくなります。
運転中は厚着を脱ぐ
これは安全性の観点でもおすすめです。
③ 腰の自然なカーブをつくる

腰の後ろにタオルを丸めて置き、腰のカーブをサポートします。
これにより、骨盤が後ろに倒れにくくなり、腰の疲労が大幅に軽減します。
④ 1時間に1回は休憩
コンビニやパーキングなどで良いので、
こまめに立ち上がって体を伸ばすこと が重要。
特におすすめの簡単ストレッチ
- 背伸び(両腕を上に伸ばす)
- お尻のストレッチ
- もも裏のストレッチ
これだけでも腰の疲れ方が大きく変わります。
⑤ 痛みが続く場合は早めのケアを

冬の腰痛は、
筋肉の硬さ × 姿勢のクセ × 運転時間の長さ
が重なることで起こります。
痛みを我慢し続けると慢性化しやすいため、
「運転すると必ず腰が痛くなる」という状態が続く方は、
一度しっかり筋肉の状態をチェックすることをおすすめします。
平川整体院では、
腰痛に関係する筋肉(トリガーポイント)を丁寧に見極め、
的確な施術で早期改善を目指しています。
■ まとめ
冬の運転で腰が痛くなるのは、
冷えによる筋肉のこわばり・厚着による姿勢の崩れ・同じ姿勢の長時間維持
という複数の要因が重なるためです。
少しの対策で負担は大幅に減らせます。
ぜひ今日の運転から試してみてくださいね。
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