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【秋に悪化する膝の痛み…原因と自宅でできるケア法】

こんにちは! 平川整体院の林です。
「膝がなんだか痛む」「朝起きると膝が重く感じる」「長く歩いたあとに膝が“バキッ”と音がする」―そんな膝の違和感を感じる方が、秋になると急に増える傾向があります。
今回は、なぜ「秋に膝の痛みが悪化しやすい」のか、その原因と、ご自宅でもできるケア法をわかりやすくお伝えします。

なぜ“秋”に膝がつらくなるのか?

膝痛が秋に悪化する背景には、いくつかの要因が重なり合っています。
まず、「気温・気圧・湿度」の変化。日中は過ごしやすくても、朝晩の冷え込みや低気圧の変動で、関節まわりの血流が滞りやすくなります。
さらに、夏の暑さや冷房による身体の冷え、運動量が落ちて筋肉が使われず硬くなっていた状態から、秋に活動量が増えることで「筋肉・軟部組織」の負担が一気に増えることも。
そして、実は膝痛の主要因は「関節や骨だけ」ではなく、膝まわりを支える筋肉や靭帯・筋膜のこわばり、つまり筋肉のトリガーポイント(しこり)であることが多いのです。
こうした背景を理解することで、「なぜ今、膝がつらいのか」が見えてきます。

秋に膝痛が悪化しやすい“3つの典型的な要因”

筋肉・軟部組織の硬直
 夏の間、外出を控えたり冷房環境で長時間過ごしたりすることで、太ももやお尻、膝の周囲の筋肉が硬くなっていますこれが秋に動き出したときに「痛み」や「ひっかかり」として表れやすいのです。

 

気温・気圧の変化による血流低下
 朝晩の冷え込みや冷房からの室内冷え、低気圧の接近によって血管が収縮し、筋肉や関節まわりへの血流が悪化。「膝が冷えると痛む」というのは、実は理にかなっています。

 

運動負荷の増加と筋力低下のギャップ
 夏にあまり身体を動かしていなかった状態で、秋に「ちょっと動こう」と思ったとき、膝には通常以上の負荷がかかります。筋肉が弱っていたり、柔軟性が落ちていたりしていると、膝まわりに負担が集中します。

自宅でできる“秋の膝痛ケア”3選

ここからは、ご自宅で簡単に取り入れられる膝のケアをご紹介します。ちょっとした習慣が、秋の痛みを軽減します。

 

 

① 温めて血流促進

朝晩冷える時期は、膝周辺をしっかり温めることが大切です。入浴時には膝まで湯につかる、また就寝時には膝掛けやサポーターで保温するのがおすすめです。冷えによる筋肉の硬直を防ぎ、血行を促します。

② 筋肉の柔軟ストレッチ

膝を支える太もも前後(大腿四頭筋・ハムストリングス)や内もも(内転筋群)のストレッチを1日1〜2回行いましょう。特に椅子に座ったまま、片脚を前に伸ばしてつま先を上げ、太もも裏を伸ばすなど簡単に実践できます。
このように筋肉に動きを戻すことで、膝への負担を減らせます。

③ 動き始めに“準備動作”として軽歩行

長時間の静止状態の後、急に動くと膝に負担がかかります。家の中や通勤時、最初の数分を“軽く歩く”時間にして、膝まわりの筋肉と関節に血流を送り込むウォームアップとして活用してください。膝が“固まった”状態を防げます。

いつプロのケアを検討すべきか?

「膝が冷えると痛む」「階段の上り下りで違和感が出る」「長く歩いた後に膝がカクッとする」こんなサインを感じたら要注意です。
特に、痛みが続く・関節が腫れる・歩行に支障をきたすといった場合は、筋肉・筋膜の問題だけではなく、関節自体への負担が増えている可能性があります。早めの専門家相談がおすすめです。

平川整体院では、膝痛の原因として「筋肉・筋膜(トリガーポイント)」に着目し、手技やハイボルト・鍼治療などを組み合わせた施術を行っています。膝の悩みを根本から改善したい方のご相談も多く承っています。

まとめ

秋は快適な季節でもありますが、膝にはシビアな環境変化のタイミングでもあります。
「冷え」「筋肉のこわばり」「運動量のギャップ」が組み合わさることで、膝痛が出やすくなる時期です。
紹介したケアを日々の習慣に取り入れつつ、「少しでもおかしいな」と感じたら早めの対処が大切です。
膝の負担を減らし、秋を快適に過ごせるよう一緒に整えましょう。

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