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足裏の痺れ。原因は…?

こんにちは、平川接骨院/針灸治療院グループです。

足の裏に感じる“痺れ”──それだけで、どこか怖い病気なのでは?と不安になる方も多いのではないでしょうか。
実際に病院で「椎間板ヘルニア」や「坐骨神経痛」などの診断を受けた方も少なくありません。

しかし、「痺れ=神経の異常」とは限らないのをご存知でしょうか?
今回は、足裏の痺れの意外な原因と、改善のために重要なポイントについて解説します。

 

「痺れ」ときくと怖い病気を想像する方も少なくないと思います。

また実際に病院や整形外科に行って病名を伝えられた方もいらっしゃると思います。

 

足裏の痺れの原因と言われている疾患には以下のようなものが挙げられます。

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 坐骨神経痛
  • 脊柱管狭窄症
  • 足根管症候群
  • モートン病

 

ただ一言に「痺れ」と言っても、人によっては表現の仕方が異なります。

 

例えば、

  • 正座で足が痺れた時のようなジリジリした感覚
  • お尻から足までビリビリ痛む
  • 足先の感覚が鈍いような気がする
  • 足裏に紙や小石がはり付いたような感覚
  • 指先だけ一枚皮を被ったような鈍い感覚

これらは全て「痺れ」と表現されます。

 

しかしここで注意していただきたいのは「痺れ」=神経が原因ではないということです。

神経が障害されると痺れではなく『麻痺』が起こります。

 

『麻痺』とは

筋肉に力が入らない。

触っている感覚がわからない。

このような状態のことを指します。

 

 

神経が原因じゃないなら何によって痺れが起こっているのか?

それは筋肉です。

筋肉は血液から酸素や栄養素をもらうことで柔らかい、いい状態を保っているのですが、使いっぱなしの状態や長時間座ったままで圧迫状態が続くと筋肉は低酸素、低栄養素の状態になります。

その状態が続くと筋肉の細胞が壊死することになるので、痺れというSOSのサインを出すことでその状態を解放させようとするのです。

 

実際に、脊柱管狭窄症やヘルニアと診断された方の多くが「長時間歩くと痺れが出てくる」「腰を反ると痺れがきつくなる」とおっしゃるんですが、それは歩いたことや腰を反らしたことなどによる動作によって起きているものなのです。

神経が原因であれば、神経が圧迫されている状態は常に起こっているはずのことなので、症状も常に出ているはずですよね?

だから動作を起こす筋肉に原因があるんです。

 

歩くためには中臀筋や小臀筋といった筋肉を使い、腰を反らすためには脊柱起立筋や腰方形筋などの筋肉を使います。

筋肉を使い続けるとどんどん筋肉は硬くなってしまい、いずれ硬くなった筋肉が周りの血管を圧迫して痛みや痺れといった症状をだします。

その硬くなった筋肉の中でも、とくに痛みや痺れを引き起こす引き金になるのがトリガーポイントです。

 

またトリガーポイントには関連痛というものがあります。

トリガーポイントを押すと、押している場所だけではなく離れた部位に痛みや痺れを感じることがあり、それを関連痛といいます。

 

代表的なものは以下のものです。

小殿筋

小殿筋

・足の痛みや痺れ

・お尻の痛み

 

ヒラメ筋

ヒラメ筋

・ふくらはぎの痛みや痺れ

・足裏の痺れ

・お尻の痛み

 

なので、動作によって痺れがきつくなったり楽になったりする方は筋肉が原因の可能性があります。

 

 

こんな症状には気をつけて!

しかし痺れだけでなく、口がもつれる、言葉が出ない、熱が出るなどの症状も合わせて出ている場合は脳梗塞や馬尾症候群、多発性硬化症などの可能性もありますので、この場合は専門の医療機関の受診をお勧めします。

 

なにが原因で起こっているか分からない時はとても不安だと思いますが、筋肉が原因であればしっかり治療すれば治りますので、ご自身の症状と当てはまる場合は一度ご相談ください!

 

痺れについてはこちら

当院の治療についてはこちら

 

今出川院 初谷

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