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椎間板ヘルニアを予防するために大切なこととは

こんにちは!平川接骨院/針灸治療院グループ 柔道整復師の林です。

今回は椎間板ヘルニアを予防するために大切なことをお伝え致します!

椎間板ヘルニアでお困りの方にも、椎間板ヘルニアを予防したいという方にも是非読んで頂きたいです!

林 宏和はやし ひろかず

【経歴】
2007.04 平川接骨院 入社
2012年7月 久我の杜平川接骨院 院長
2018年6月 平川接骨院 本院 院長
2019年4月~ 人材部部長
関西で26店舗の平川整体院グループ人材部部長/業界歴18年、全国の学生採用から入社後の技術研修、教育を担当

【国家資格】
柔道整復師 鍼灸師免許 取得/体表解剖学研究会 修了/社内体表解剖研修 担当/ハワイ大学人体解剖研修 修了/韓国大田大学人体解剖研修 修了

椎間板ヘルニアとは

みなさん一度は耳にしたことがある『椎間板ヘルニア』。

背骨にある椎間板が押しつぶされ、後ろを通っている神経を圧迫することで腰や足に痛みが出たり痺れが出ると、いうのが一般的な考えです。

しかし最近では神経の圧迫が痛みや痺れの原因ではないことが分かってきました。

 

そもそも『ヘルニア=飛び出した状態』という意味です。

背骨にある椎間板の中の髄核という組織が椎間板から飛び出た状態、これがヘルニアです。

 

【神経】というのは脳や各器官(部位)に感覚や運動を伝える伝道路です。

もし神経が圧迫を受けた場合はどうなると思いますか?

感覚や運動といった指令がうまく伝わらず、痛みや痺れているという感覚、熱い冷たいといった感覚が伝わらないはずです。

 

また、運動の指令もうまく伝わらないので、自分の意思で動かすことが出来なくなります。

これを【麻痺】と言います。

神経は圧迫を受けると感覚麻痺運動麻痺が起こります。

 

しかし、多くの方が症状を感じている時や病院を受診する際には「腰から足が痛くて」「お尻から足がピリピリ痺れている」と痛みや痺れの感覚を感じておられます。

そして全く動かせないということもないはずです。

 

ではヘルニアだと思っていた痛みや痺れの原因とは一体何によるものだと思いますか?

正解は筋肉です!!

 

実はトリガーポイントと呼ばれる筋肉の硬さが痛みや痺れの原因なのです。

椎間板ヘルニアを予防するために大切なこととは椎間板ヘルニアの原因はトリガーポイントと呼ばれる筋肉の硬さですので、椎間板ヘルニアは予防することが十分可能です!

椎間板ヘルニアを予防するためにはトリガーポイントを作らないようにすること、つまり日頃から血流を促すこと・筋肉の柔軟性を保つことが非常に重要です。

 

今回は今日からすぐに出来るセルフケアの方法や気をつけるべき点をご紹介致します!

 

同じ姿勢には要注意!

筋肉は20分同じ姿勢が続くと硬くなるという性質があります。

デスクワークや運転をしていると20分なんてあっという間ですよね…

特にトリガーポイントは長時間の姿勢維持のように『動かなさすぎ』が原因でできてしまいます。

 

同じ姿勢が続かないよう20~30分に一度身体を動かすことを意識しましょう!

体勢を少し変えるだけでも良いですし、立ち上がる・伸びをする、これだけでも筋肉が伸び縮みし筋ポンプ作用が働きますので血流が多少促されます。

血流が促されると疲労物質などの老廃物は排出され、筋肉に必要な酸素や栄養素が供給されるため筋肉は柔軟性を取り戻します。

 

寝る前にストレッチを!

ストレッチも実は血流を改善させる効果があります。

お仕事や家事による1日の疲れや筋肉に蓄積した負担を翌日に持ち越さないためにも入浴後・就寝前にストレッチを行なって下さい。

 

就寝前のストレッチは副交感神経を優位にさせるため睡眠の質も上がりますよ♪

お尻や足の痛み・痺れの原因となりやすい筋肉のストレッチを3つご紹介します。

毎日1種類で良いのでコツコツ取り組みましょう!

 

中殿筋(小殿筋)のストレッチ

・特にお尻の外側や太ももの外側、ふくらはぎの外側・後面、外くるぶしに痛みや痺れを出す原因となります。

 

梨状筋のストレッチ

・特にお尻の中央~太もも裏の痛みや痺れを出す原因となります。坐骨神経痛と呼ばれる症状もこの梨状筋が原因となることが多いです。

 

〈注意点〉

  • 運動前のストレッチではなく、疲労回復・血流改善のためのストレッチです。反動はつけずに行ないましょう。
  • 呼吸は止めず息を吐きながらゆっくり伸ばしましょう。(呼吸を止めてしまうと血圧が上がってしまいます。)
  • 気持ちの良いところで止めましょう。(痛いところまで伸ばすと逆に筋肉が緊張してしまいます。)
  • 20秒以上伸ばさないように気をつけましょう。(長時間のストレッチはトリガーポイントの原因になります。)

動画でもご紹介していますので、是非動画もご覧下さい!

平川接骨院セルフケアYoutube

 

シャワーではなくお風呂に浸かろう!

暑いこの時季、ついついシャワーで済ませがちですよね。

疲れて帰宅してからのお風呂、面倒くさいですよね。

でも、お風呂には筋肉にとって良い効果ばかりなんです!

入浴することで身体が温まるため血流が改善されますので、血流が改善するだけでなく疲労物資も排出してくれます。

38~41℃で15~20分が筋肉の血流を改善させるためには効果的ですので、椎間板ヘルニアを予防するためには温度と時間を守って入浴して下さい。

 

水分補給はこまめに!

みなさん水分補給はできていますか?

冷たいお茶を一気飲み、喉ごしの良いビールで乾杯!

恐らく多くの方がこの方法で水分を補給していると思います。が!!実はこの方法、間違った水分補給の仕方です。

 

筋肉は周りの毛細血管から酸素や栄養素を供給してもらうことで柔軟性のある良い状態を保っていますが、血液の90%は水分なのです!!

飲み物、飲み方を間違ってしまうと筋肉には逆効果となってしまうため正しい水分補給の方法で椎間板ヘルニアを予防しましょう!

 

 

まとめ

いかがでしたか?

椎間板ヘルニアを予防するために普段の生活の中で注意することは数多くあります。

面倒くさいなと思われると思いますが、毎日コツコツ続けることで必ず効果を感じられるはずです。

まだ大丈夫!もうヘルニアと言われたし…と思うのではなく、少しでも自分の身体と向き合ってみてくださいね。

 

本日もブログを読んでいただき有難うございました。

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