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腱鞘炎とバネ指の違いとは!?
2023.12.06
こんにちは!平川接骨院/針灸治療院グループ 柔道整復師の林です。
さて今回は、腱鞘炎とばね指の違いについて説明させて頂きます。
出産後で赤ちゃんを抱っこすることの多いお母さん。
デスクワークで指をよく使うデスクワーカー。
家事で手先をよく使う主婦の方。
まずは腱鞘炎とばね指の違いについて正しく理解しましょう!!
指の構造について
腱といわれる部分で指を曲げたり伸ばしたりといった動作を行います。
腱とは筋肉が骨に付く部分で硬い組織になり、その部分を腱と言います。
代表的なものとしてアキレス腱があります。
腱は非常に硬く柔軟性が乏しいので、障害が多く起きる部分であります。
指はこの腱の部分が非常に長い構造になっているので、腱が浮き上がらないように腱鞘(靭帯性腱鞘)というもので押さえこんでいます。
この腱と腱鞘の関係は電車とトンネルに似ています。
正常な腱と腱鞘では、スムーズに電車(腱)がトンネル(腱鞘)を通り抜けすることが出来るのですがどちらかに異常が出ると電車(腱)はトンネル(腱鞘)を通り抜けることが出来ず、トラブル(症状)を引き起こします。
腱鞘炎とは
腱鞘炎とは、何らかの原因で腱(電車)が腱鞘(トンネル)をスムーズに通ることが出来ずトラブル(炎症)を起こしている状態です。
まだ、電車は辛うじてトンネルを通り抜け出来ている状態ですが、腱(電車)が腱鞘(トンネル)に擦れている状態なので、炎症を起こしている状態になっています。(火花を飛ばして電車が走っている状態)
バネ指とは
バネ指とは、何らかの原因で腱(電車)が腱鞘(トンネル)をスムーズに通ることが出来ずトラブル(引っかかり)を起こしている状態です。
腱(電車)が腱鞘(トンネル)に挟まっている状態なので、腱(電車)は腱鞘(トンネル)に引っかかっています。(通行止めの状態)
この状態では指の動きが制限され、痛みを伴うことがあります。
まとめ
腱鞘炎・バネ指の違いをご理解頂けたでしょうか?
腱鞘炎もバネ指も両方併発することもあります。
正しく現在の状態を把握した上で、治療の選択をして頂ければと思います。
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