好転反応とは?
好転反応は、針治療によって筋肉や筋肉の緊張が緩和され、身体が正常に戻ろうとする際に起きる反応のことです。
適切な施術を受けた後は血行やリンパの流れが良くなり、老廃物が体内を巡り排出されます。この過程で、一時的に好転反応が起こり、身体に不調を感じます。
全ての人に起こるわけではありませんが、針治療に慣れていない人などに起こりやすいです。
好転反応の症状
痛みの悪化
針治療によって痛みが一時的に増す場合があります。この痛みは血流が良くなり硬くなった筋肉がやわらかくなる過程で起こるもので、肩こりや腰痛などの慢性的な痛みを治療した方に多く見られます。
針を打ったせいで痛みが悪化したと思うかもしれませんが、一時的に痛みが増したあとは、痛みが徐々に楽になり、結果的に治療前に比べて痛みが軽減されます。
めまいや吐き気
首付近に針を打った際にめまいや吐き気を催す場合があります。
血流が良くなることで起こる現象で、もし、めまいや吐き気などの症状が出た場合は無理せず、横になって休むのが良いです。
睡眠
針治療を受けた後、急激に眠くなることがあります。これは針の刺激によって自律神経のバランスが整えられ、身体がリラックスすることによって起こる現象です。
逆に鍼治療後に夜眠れないケースもあります。
これも自律神経が整う過程で起こる現象で、もし眠れない場合は、横になって目を閉じてリラックスすることを心がけましょう。
熱が出る
発熱や頭痛など、風邪に似た反応が現れるケースもあります。
十分な水分補給を心がけてください。
不快感やだるさ
針治療後に硬かった筋肉が柔らかくなることで、体がだるいと感じる方もいます。
似た症状にもみ返しという症状があります。
もみ返しとは、マッサージなどで強く揉みほぐされる、間違った圧による刺激などから筋の炎症や、損傷が起こり、筋が硬くなってしまったり、痛みが出るようなものをいいます。
好転反応と似ていますが、症状の改善の前に起こるものではありません
ニキビや発疹が増える
針治療後に、一時的にニキビや発疹が増えるケースもあります。
しかしそれらも数日で消えるケースがほとんどなので、安心して大丈夫です。
好転反応の対処法
まず針治療の後は、十分に睡眠を摂ってください。睡眠時に身体がリセットされることで、翌朝以降に鍼の効果が出やすくなります。
また十分な睡眠によって好転反応による症状が落ち着くこともあります。夜眠れない場合も、目を閉じてできるだけリラックスすることが重要です。
水分補給も重要になります。
加えて針治療後に避けるべき行動もおさえておくとよいです。
飲酒や長時間の入浴、激しい運動はできるだけ避けてください。
まとめ
針治療を受けた後に好転反応が出ることは、珍しいことではありません。
治療前より症状が悪化しているようにも見えますが、身体の状態が良くなる過程でもあるので、安静に過ごしましょう。
通常2〜3日で好転反応は治まります。
そして針治療を受けた後は長時間の飲酒や入浴、激しい運動は避けて水分を補給し、十分な睡眠をとってください。
好転反応がおさまれば、症状の緩和や改善が期待できます。
好転反応を正しく理解し安心して針治療を受けましょう。
平川整体院の針治療について
平川整体院グループの「トリガーポイント針治療」はこれまで神経の圧迫や骨の変形、加齢や慢性的な姿勢不良が原因とされてきた肩こりや腰痛、ヘルニアや脊柱管狭窄症のトリガーポイントという血流が悪くなり老廃物が蓄積できることでできる 筋肉のコリに直接アプローチする施術を行っています。患部にピンポイントで届くので必要以上に多くの針を刺すことがありません。最小限の刺激で治療することが可能です。
また、平川整体院で使用する針はすべて使い捨てです。針は髪の毛ほどの太さなので、ほとんど痛みはありません。
施術においては鍼灸師である先生が治療の終了まで待機します。
針を刺したまま患者様はお一人にはなりません。何か違和感があれば対応が可能で、すぐにお声かけいただける環境です。痛みを感じないよう刺激を可能な限り抑えて治療しておりますので安心して治療を受けていただけます。
針治療を考えている場合や好転反応でお悩み方はぜひ一度平川整体院にご相談ください!