ブロック注射とは?
ブロック注射とは痛みを出現している場所に麻酔薬を注射することで、痛みを感じる神経の過敏性を下げたり、交感神経という自律神経の活動を低下させて痛みを軽減させる治療法です。
ブロック注射の効果とは?
ブロック注射を行うことにより局所の神経の興奮を抑えます。
そのためブロック注射は以下の方などに有効な治療とされています。
・薬を飲んでいるが効果がない。
・痛みを早く軽減させたい。
・痛みが強すぎて少しでも軽減させたい
このような方にはブロック注射は効果的な治療となります。
ただし、ブロック注射は麻酔なので効果も一時的にしか期待ができません。
効果が一時的と聞くと『無理に行わなくても良い』と思われるかもしれないですが、痛みの感覚を少しの時間でも取り除くということが実は非常に重要なのです。
それはなぜかというと長い期間痛みを感じておられる方や強く痛みを感じられている方は《痛みの悪循環》が回っているからです。
ブロック注射を行うと一時的にですが痛みの感覚から解放されます。【効果には個人差があります。】
痛みから解放されるということは痛みの悪循環が一時的に止まるということです。
長年回り続けている。あるいは急速に回っている状態を一時的にでも取ってあげることで身体を回復しやすい状態になります。
ただし、根本的な解決ではないので根本的に治すには痛みを取り除く根本的な治療が必要になります。
ブロック注射と同じような効果が期待できる治療として【鍼治療】があります。
鍼治療も痛みの悪循環を止めるのに大変効果的な治療法です。
まとめ
長年の強い痛みなど痛みの悪循環が強く回っている場合、痛みの悪循環を一旦止めることにより身体が回復しやすい状態を作ります。
その回復しやすい状態を作るためにブロック注射は大変効果的な治療方法の1つになります。
ただし、根本的な治療ではないので、根本改善するためには正しく原因を突き止めその原因にあった治療が必要です。
ブロック注射と似たような効果がある治療方として鍼治療がありますので、ブロック注射に抵抗があるが痛みを軽減していという方は鍼治療がおすすめです!!