ヘルニアの原因とは
腰に痛みが出たり足が痺れるといった症状が出ると「ヘルニアになってしまった、、、」「本当に治るのかな、、、」「手術嫌だな」と真っ先に思う方も多いと思います。
しかし、ヘルニアだと思っている症状の本当の原因は骨でも神経でもなく、実は筋肉なのです。
神経とは、脳に運動や感覚を伝える伝道路なので、神経が圧迫されると『麻痺』という症状が出ます。
分かりやすく電化製品で説明すると、電化製品はコンセントを差し口につないだ状態で電気が通っていると稼働しますよね。
しかし、電気コードを切断してしまうと電気が通らないので動かなくなってしまいます。電気コードを神経だと思っていただくと分かりやすいと思います。
この様に神経が圧迫されると、手や足が全く動かない『運動麻痺』、感覚が全く分からない『感覚麻痺』という症状が出ます。
ヘルニアを治すための治療法とは
上記で述べたように、ヘルニアの本当の原因は筋肉によるものです。
腰やお尻、足の筋肉に日頃の生活やお仕事での負担が蓄積した結果、『トリガーポイント』と呼ばれる痛みや痺れの引き金となる筋肉のしこりができてしまいます。
トリガーポイントを改善するためには血流を促すことが重要です!!
血流を促すことで、筋肉が柔らかい元の状態に戻るために必要な酸素や栄養素を運ぶことができるのです。
また、筋肉は何層にもなっているため深い場所にある筋肉が原因ですと、いわゆるマッサージ治療や電気治療だけでは深部の血流を改善することができません。
そのため、深部からしっかり血流を改善するために鍼治療やハイボルト治療も併用して行なうことで根本から改善することができます。
まとめ
いかがでしたか?
ヘルニアと聞くと怖い病気と思いがちですが、しっかりと治療をすれば治るものです。
病院でヘルニアと診断されたけど湿布と鎮痛剤の処方だけで症状が改善していない方、手術しか治る方法がないと言われた方、手術をしたけど症状が残っている方は是非一度ご相談下さい。
ほとんどの場合が筋肉が原因の症状ですが、稀に神経の圧迫が原因で起こる場合がございます。
神経が原因の場合は緊急手術が必要となりますので専門医を受診して下さい。