セルフストレッチ
坐骨神経痛の痛みやしびれの症状の原因となる筋肉の一つに「小殿筋(しょうでんきん)」という筋肉があります。
上図は小殿筋のトリガーポイントを表しています。
×印のところにトリガーポイントが形成されてしまうと赤くなっている部分に痛みを出してしまいます。
これがトリガーポイントの特徴でもある関連痛というものです。
この筋肉の血流を改善する為にストレッチはとても効果的です。
小殿筋ストレッチ方法は下図をご覧ください
①まず仰向けで片方を大腿部にのせます。
②両手を前に伸ばし、もう片方の膝をつかみます。
③つかんだ膝を手前にゆっくりと引き付けていきます。
④お尻が心地よく伸びているところで20秒キープしましょう!!それを左右3セットずつ行ないましょう。
※反動をつけないように注意して下さい!
動画でスタッフが一緒に行ないますので、是非最後までご覧ください☟
セルフマッサージ
次に自分で出来るマッサージです。
まずテニスボールと靴下をご用意下さい。
靴下の中にテニスボールを入れ、端を結びます。
このテニスボールを使ったマッサージは基本的に痛みやしびれのある場所にあてて下さい。
坐骨神経痛の場合は腰やお尻などに症状が出ることが多いため、仰向けになり腰の背骨にあたらないように痛みの出ているポイント周辺に体重をかけていきましょう。
また、お尻の場合は仰向けや横向きなど痛みの出ているポイントや先程ストレッチでお伝えした小殿筋にあてて下さい。
このマッサージはとても気持ちよく症状改善の手助けをしてくれます!!
ただ、しびれの感覚がきつくなったり痛すぎる場合は中止して下さい。
温めるケア方法(温活)
最後に、一番実施しやすいケア方法です!!
患部を温めるという事です。
お風呂でシャワーだけで済ませている方は是非、湯舟につかることを意識してください。
温度は約39℃~40℃で、時間は約15分から20分が身体の芯まで温めることができ、全身の血流改善につながります。
長時間お風呂に入るとのぼせてしまうという方は痛みの出ているところにシャワーを当てて頂くだけでも結構です。
局所的にはなりますが血流の改善が可能です。
最後に
少しでも早く症状を改善したい方はこれらのケアを実践してみて下さい!!
急激に症状が改善するというものではございませんがこれらのケアを毎日コツコツ行ない、坐骨神経痛による痛みから解放されましょう!!