ヘルニアとは
ヘルニアは正しくは「椎間板(ついかんばん)ヘルニア」といいます。
椎間板は、背骨と背骨にあるクッションの役割をしているものです。
急な外力が加わったり、繰り返しの動作によってこの椎間板が変形したり、飛び出したりして神経を圧迫していると一般的に言われています。
しかし、神経が圧迫されているから痛みなどの症状が出ているという診断は、諸外国では古い考え方となっており、現在の医療では神経圧迫が原因ではないとされています。
では、本当の痛みの原因は何なのか?
それは、筋肉・筋膜に生じたトリガーポイントと呼ばれる、筋肉のしこりです。
これをMPS(筋筋膜性疼痛症候群)といいます。
簡単にいうと、筋肉が血行不良を起こし酸素不足・栄養素不足になってしまった結果、痛みやしびれ、うずきなどを起こす病気です。
ヘルニアと診断され、痛み・しびれがある方はこのMPSによる症状の方が大変多いです。
3つのヘルニア改善体操
では、ヘルニアによる腰の痛みや足のしびれ等の症状は、どうすれば治るのか?
それは筋肉に対して血流を改善する治療を行なうことです。
筋肉には、適度に動かすことで血流が良くなるという働きがあります。
これからお伝えする体操も血流を改善するための治療ですので、無理のない範囲で行なってください!
注意点は、
・呼吸を止めずにリラックスした状態で行なう!
・身体が温まった状態で行なう!
・反動ををつけず、痛みがでない、気持ちいい強さで行なう!
この3点に気を付けて一緒に行っていきましょう☆彡
ではまず1つ目はひねり体操です!
①まずは膝をたてて両手をひろげ、リラックスする
②左右に膝を倒す
③痛みがある場合は倒す角度を減らす!
④左右10回ずつ倒す♬
スタッフが一緒に行っているyoutube動画がございますので是非ご覧ください!
2つ目は股関節開け閉め体操です!
①膝を立て、お腹の上で手を組みリラックスする
②太ももの内側に突っ張りを感じたところまで広げる
③痛みがあれば、開く角度を減らす!
④広げて閉じてを10回行なう♬
最後に3つ目!!
膝抱え込み体操です!
①膝をたてて寝転ぶ
②腕で膝をお腹の方に抱え込む
③それを繰り返していく
④しっかり呼吸をしながら10回行なう♬
最後に
本日お伝えした体操は、痛み改善をサポートする1つの方法です!
痛み・しびれ等がひどい場合は必ず治療が必要です。
少しでも痛みを早く改善したい!という方は是非一度平川接骨院にご相談ください!