腰痛の原因になる筋肉と姿勢
実は84%の方が腰痛を一生のうちに経験すると言われています。また腰痛で社会活動を休んだことがあるという方は約25%にもなります。
腰痛の原因になる筋肉として大きく関わるのが...脊柱起立筋
この脊柱起立筋は背筋を伸ばす役割があります。
また背筋を伸ばす役割だけでなく、立っている姿勢、座っている姿勢を維持するときにも使っています。
脊柱起立筋は横になっている時(寝ている時)以外常に姿勢を維持する為に使っています(収縮している)が、筋肉が収縮すると周りの毛細血管を圧迫するため筋肉が血流不足になってしまいます。
筋肉が血流不足になると、筋肉に必要な酸素や栄養素の供給がうまくいかず痛みの原因となってしまいます。
では腰痛になりやすい姿勢をご紹介致します。
特に腰痛になりやすい姿勢
このように座っているときは楽な姿勢だと思われますが...実は腰に直接負担がかかる姿勢なのです!!
デスクワーク中はとってしまいがちな姿勢ですよね。
通勤の電車や車など座っている姿勢もこのようなになることが多いと思います。
またこのように立っている姿勢のときに前かがみや腰を反るようにしていると腰の負担がかかり続けてしまい腰痛を引き起こしてしまします。
この姿勢が多いのが主婦の方や立ち仕事の方です。
料理を作るとき、掃除や洗濯をするときの姿勢を思い浮かべてください。ついついこのような姿勢になったりしていませんか?
そもそも腰というのは上半身をを支えると同時に下半身から伝わる衝撃を受け止めるのが役割です。
特に頭より腰が前後にでてしまうとそのバランスが崩れてしまい腰に負担がかかります。
その姿勢を毎日し続けてしまうことで少しずつ脊柱起立筋が硬くなってしまい「腰痛」を引き起こしてしまうのです。
では「腰痛」にならないためにどのようなことに注意しないといけないのかお伝えします。
腰痛を予防する姿勢
このように背もたれに背中から腰までをくっつけた状態で、骨盤をしっかりと立てた(起こす)状態が理想的です。
特に首から仙骨(骨盤の骨)に付いている「脊柱起立筋」は姿勢を維持するときに働くため、背もたれにくっつくことで脊柱起立筋の負担が軽減されます。
デスクワークや運転など同じ姿勢が続く場合は、少しでも腰の負担を減らすために座り方を変えて腰痛を予防しましょう!
※この姿勢の状態だから長時間座っていても腰痛にならないのかという訳ではありません。筋肉というのは20分~30分同じ姿勢をキープし続けると血流が悪くなり硬くなってしまいます。20分に一度は立ち上がってみたり、座ってままでもいいので腰を曲げたり、伸ばしたりしてみて下さい。
立つ姿勢も同じように頭の位置が腰より前後すると腰の負担がかかるので、このような姿勢をすると腰痛を予防することができます。
立っているときは前後のバランスだけではなく左右のバランスも均等にすることで腰痛を予防するのには大きく関わります。片脚ばかりに体重がかかり過ぎるのも腰痛を引き起こす原因になります。
まとめ
いかがでしたか?
普段の日常生活や仕事中なのどついついしてしまっている姿勢で腰痛になってしまいます。
腰痛の原因は負担が蓄積することで引きおこることが大変多いです。
なので、少しでもいいので姿勢を変えると腰痛を予防することができます。
本日もブログを読んでいただき有難うございました。