《痛みの原因を神経だと思っている方へ》
【「痛みを知る」 熊澤孝朗著】
『神経は圧迫を受けると麻痺を起こします。』
【「臨床医のための痛みのメカニズム」 滋賀医科大学名誉教授 与古田敏勝著】
興奮は生じても正常な脊髄神経根では痛みとしてとらえることはない。
上記の著書の内容からもわかるように
神経は圧迫されたり傷ついたりしても、痛みは感じない。痛みではなく麻痺を起こします。
《痛みの原因がヘルニアなど構造の異常だと思っている方へ》
こちらの図は首の痛みや腰痛などの痛みやしびれの症状を全く感じていない方[=健常者]に画像検査を行った結果、なんと約70%にヘルニアなどの構造異常が見つかったことを表した図です。
【ヘルニアと痛みやしびれの感覚に相関関係はない】という衝撃的な事実を証明しました。
尚、この論文は国際的な医療学会で賞を取りました。
また他にも、膝の痛みの原因とされている半月板損傷にもこのような論文があります。
60歳以上で膝の無症状の人のMRIで41.7%に半月板の断裂を認めた。
このように今まで痛みの原因とされていた構造的な異常も実は痛みの原因ではなかったことがわかります。
※もちろん痛みの原因には骨や神経、構造的異常の場合も少なからずあります。
ここで言いたいことは、その辛い痛みの原因は神経や骨、ヘルニアなどの構造的な異常からだと思っておられるかもしれませんが、実はそうではない可能性が高いということです。
痛みやしびれの原因が神経や構造異常でないのであれば真の原因とは何なのか・・・?
結論から申しますと痛みやしびれの原因の多くは筋肉のトリガーポイントです!!
では、そもそもトリガーポイントとは何か・・・?
「トリガーポイント」の「トリガー」とは引き金という意味です。
痛みの引き金になっている筋肉の硬さのことを医学用語で「トリガーポイント」といいます。
ピストルの引き金を引くと弾が遠くまで飛ぶように、トリガーポイントを押すと響くような痛みが出るのが特徴です。
このトリガーポイントは触ると「ごりごりした感覚」が感じられます。
そしてこの「ごりごり」を押すといつも感じている痛みが現れます。
その普段の痛みを引き起こす「ごりごり」したしこり・硬さがトリガーポイントなのです。
そしてこの硬くなった筋肉が血管を圧迫して血行不良状態となり、痛みやしびれ等の症状を引き起こしているのです。
良い筋肉・悪い筋肉とは
良い状態筋肉とは
血液中に含まれる酸素や栄養素などのエネルギーを貰うことで筋肉はスムーズに動くことができます。
悪い状態の筋肉とは
同じ姿勢の維持や同じ動作の繰り返しにより特定の筋肉を収縮させることで太くなってしまいます。
この太くなった筋肉が周りの毛細血管を圧迫し、筋肉は酸素不足、栄養不足になります。
その結果、伸び縮みがスムーズに繰り返すことができなくなり硬いままで残ってしまったのが「しこり」でありこの硬さが蓄積することで痛みの原因になる「トリガーポイント」となって痛みを引き起こします。
なかなか治らない慢性的な痛みやしびれ、病院や他の接骨院整体院でも改善しないような痛みやしびれはもしかするとトリガーポイントが原因の痛みやしびれなのかもしれません。
もしかして・・・
と思った方は平川整体院グループにご相談ください!!