針治療の効果
血行促進
針治療は特定の経絡やツボに鍼を刺すことで、局所的な血流を促進することが出来ます。
鍼を刺した部位周辺の血管が拡張し、血液の循環が改善します。これにより、酸素や栄養素が組織や筋肉により効果的に供給され、老廃物も取り除くことが出来ます。
自律神経系の調整
針治療は自律神経系に影響を与え、交感神経(ストレスを促進する部分)と副交感神経(リラクゼーションを促進する部分)のバランスを調整します。特に副交感神経の活性化が増え、リラックスが促進されます。これにより、心拍数が安定し、呼吸が深くゆっくりとなり、身体全体がリラックス状態になります。
ストレスホルモンの減少とエンドルフィンの放出
針治療が行われると、コルチゾールというストレスホルモンの放出が抑制されることがあります。これにより、緊張感が軽減し、ストレスを減らすことができます。
また、針治療によって、脳内でエンドルフィンと呼ばれる自然の鎮痛物質が放出されることがあります。エンドルフィンは快感と幸福感をもたらすため、リラックスして整体を受けることが出来ます。
睡眠の改善
針治療を受けた後、睡眠の質が向上する効果があります。
深いリラックス状態やストレスの軽減が、より良い睡眠につながり、リラックス効果を強化します。
針治療の注意点
針治療を行ってはいけない症状
針治療を行ってはいけない症状として、妊娠期間の身体の痛み、悪性腫瘍部への治療、出血性の疾患への治療などがあります。
飲酒について
針治療を行った後、飲酒をすると全身の血管にアルコールが回ってしまい、治療した患部にもアルコールが浸透します。 よって、治療部位の修復が阻害されることになります。
針治療の運動
針治療をして筋肉が緩んでいる時に、運動をしたり動きまわったりすると再び筋肉が緊張し、効果が出なくなったり身体の重だるさが強くなったりします。 なるべくご自宅で2〜3時間は安静にすることをお勧めいたします。
適切な治療院の選択
鍼灸師になるには「はり師」、「きゅう師」という二つの国家資格を取得する必要があり、 はり師・きゅう師国家試験の受験資格は鍼灸師養成学校を卒業することで取得することができます。院の先生が資格を保有しているか、また院内は衛生面に配慮されているかどうかが重要です。
針治療が有効な症状
筋肉緊張や痛み
腰痛、首のこり、肩の痛み、筋肉の緊張、捻挫、スポーツ傷害など、筋肉や軟部組織に関する症状に対して整体と針治療の組み合わせが有効です。
整体は筋肉や関節の調整を行い、針治療は痛みを軽減する役割があります。
神経系の問題
椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、線状病変、頸椎症、坐骨神経痛など、神経系に関連する問題に対しても整体と針治療は適しています。
整体は神経圧迫を軽減し、針治療は痛みと炎症に対して効果があります。
まとめ
針治療は多くの効果があり、様々な症状に有効的ですが、注意点もあります。
針治療を正しく活用し、健康な身体作りを行いましょう!
平川整体院について
平川接骨院グループの「トリガーポイント針治療」はこれまで神経の圧迫や骨の変形、あるいは加齢や慢性的な姿勢不良が原因とされてきた肩こりや腰痛、ヘルニアや脊柱管狭窄症のトリガーポイントという血流が悪くなり老廃物が蓄積できることでできる 筋肉のしこりに直接アプローチする施術法です。
針治療医ついて痛そう、怖そう、血が出そうなど少しネガティブなイメージが強いかもしれません。
初めての方にはまず、針治療に用いる針道具を実際に見ていただいて説明させていただきます。
使用する針はすべて使い捨て(ディスポーザブル)で国内産の針のみを使用し治療しております。
つぎに、専用アルコールで皮膚を消毒し、患部や痛みやしびれの原因になっている個所に針を打っていきます。
刺入する深さは筋肉や脂肪の厚さにより異なりますが、大きな血管や神経には刺さらずに避けていくほどの細く柔らかい針ですので神経や血管を傷つけることはありません。(毛細血管からの小さな出血はまれにあります。)
お悩みの症状がある方はぜひ一度 平川整体院にご相談ください!