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棘下筋は肩甲骨から腕の骨まで付いています。棘下筋の主な働きは手を外に開く動作<なんでやねん!とつっこみを入れる動作>や肩を挙げて背後に腕を引く動作でよく働きます。
また棘下筋はインナーマッスルとも呼ばれ肩関節の安定性にも大きく関わっている筋肉です。
棘下筋が痛みを引き起こす原因は、前述したような筋肉の動きを多く行っているお仕事や生活動作があると棘下筋は使いっぱなしの状態になります。筋肉は使っている時に硬くて太い状態になります。(例:肘を曲げた際の力こぶ)
この時筋肉は硬くて太くなっている状態なので筋肉内の血管を圧迫し続けます。 この状態が続くとやがて筋肉内にトリガーポイントという筋肉のシコリが出来ます。
このトリガーポイントという筋肉内のシコリが肩甲骨の内側の痛みや腕の痛みやしびれなどを引き起こします。棘下筋のトリガーポイントが出す痛みやしびれの場所は図の通りです。
棘下筋はインナーマッスルの1つです。インナーマッスルとは肩間節の安定性を保つ役割があるのですが、インナーマッスルは細かな肩の動きでよく働きます。 デスクワーク等でキーボードを打つ動作やマウスを動かくなど少しの動きでも実は負荷がかかっています。
また、棘下筋が硬くなると横向きで寝ている体勢で不快感を感じることがあります。これは横向きで寝る体勢では手のひらがお腹辺りに来る体制になります。(肩関節の内旋といいます)、この状態は棘下筋が引き伸ばされた状態になるので、硬い状態の棘下筋は伸ばされている状態では痛みや不快感を伴うことが多いです。
他にも、投球動作やアタック動作などは肩関節に多大な負荷が加わりますのでその動作を調節するためにも棘下筋に負荷がかかります。
棘下筋の治療はうつ伏せや横向きで行います。棘下筋は過敏性の高い筋肉ですので、手技をいい加減に行うと痛みを感じる場合が多いです。痛みを感じるとせっかく有効的な治療を行っていても逆効果になる場合があります。当院は筋肉が一番緩む痛気持ち良い感覚の強さで治療を行います。
肩関節の周りは細かな筋肉が多く触り分けには高い技術が必要です。しっかり原因筋にアプローチ出来ていないと効果は出ません。 当院では触診や動診を用いて原因筋を特定するとともに、原因筋の中でも引き金となっているトリガーポイントを見つけ出し治療を行っています。しっかり原因筋を緩めれば症状は軽減しますが手技治療だけでは筋肉の奥深くのポイントまで届かない場合もあります。
そこは鍼治療やハイボルト治療などを用いて症状が根本的に取り除けるようにアプローチしていきます。肩甲骨の内側の痛みや腕や手の痛みやしびれの症状でお困りの方は当院に一度ご相談下さい。
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